- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道猿払村
- 広報紙名 : 広報さるふつ Vol.542 令和7年7月号
開館日時:火水金土
12時00分~18時00分
■一般図書
◇アルプス席の母
早見 和真/著
秋山菜々子は、神奈川県で看護師をそながら一人息子の航太朗を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太朗には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激やせしていく息子。果たしてふたりの夢は可能のか!?
◇なでしこの記憶
坪井 聖/著
矢崎颯斗が病気の母のために描いたのは、花瓶に生けたなでしこの絵。母を失ってからは思い出さないように逃げてきた彼の前に、小花あかりという底抜けに明るい少女が現れた。彼女の天真爛漫さに、なぜか憎まれ口を叩いてしまう颯斗だったが、正反対の二人はだんだんとその共通点と最初の出会いに辿り着く。明るさのうらに隠されたあかりの本当の姿を、颯斗は見つけ出し救うことができるのか。
◇トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく
黒柳 徹子/著
トットちゃんと、心優しく頼れるカマタ先生との間で交わされる約束は、どんなに小さなものであっても人の心を支え、人生に彩を与える力を持つことを教えてくれます。どんな時代においても、約束を守ることの意味や、相手との信頼関係を大切にする気持ちは、私たちの生きる基盤となるものです。この一冊があなたの心にそっと寄り添い、大切な人との絆をより深めるきっかけになりますように。
■児童図書
◇大ピンチずかん3
鈴木 のりたけ/作
大ピンチは思いがけない理由でやってくる。『大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。また大ピンチ調査や大ピンチを乗り換える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。
◇しろくまきょうだいのおかいもの
たきの みわこ/作
弟のノエルが「はじめてのおつかい」に挑戦。はりきって買い物に出かけるノエルのことが心配な兄のポールは、こっそりついていくことに。でも、しっかり者のお兄ちゃんだって、まだまだ子どもです。失敗したり、不安になることもありますよね。下の子のがんばりを描きながら、上の子の気持ちにも寄り添う、心あたたまるお話です。
◇和室はすごい 木から家ができるまで
モリナガ ヨウ/作
和室は、日本の伝統的な文化のひとつです。畳や日本の髙い技術力がつまったふすまや障子など、和室の生活や建築には、日本特有の伝統的な文化や技術がたくさんあります。この巻では、木や土など自然の材料で和室を建てる技術を絵本で伝えます。山から木を切り出し材木にする仕組みから、柱や梁の組み立てを1日で完成させる大工の技術、雨を防ぐ瓦屋根の秘密、左官や畳職人の技まで家ができるまでがわかります。
問合せ:
農村環境改善センター【電話】2-3695
教育委員会【電話】2-3011