- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道猿払村
- 広報紙名 : 広報さるふつ Vol.543 令和7年8月号
●外国語指導助手(ALT)キム
私が住んでいた場所はカリフォルニア州のなかでも涼しい方でしたが、38℃の日が続いたり、夜でも30℃を超えたりと、猿払村と比べるとかなり気温の高い地域で、車のダッシュボードにクッキーの生地を1時間くらい置いておくと焼けてしまうほどでした。さらに暑いアリゾナ州では車のダッシュボードで目玉焼きが焼けてしまうそうです。また、カリフォルニア州のデスバレーでは最高気温56℃を記録したこともあります。5月~9月下旬ごろまでは夏と言えるような気温で、5月の時点で平均気温は20℃ほどありますが、現地の人は暑さに慣れているせいなのか、25℃でもまだクーラーをつけない人が多いですね。湿度は20%ほどで空気はカラッとしており、日差しも強いため、自然発火による火事が発生してしまうこともあります。そのため、猿払に来たときは湿度の高さに驚きました。また、カリフォルニアは、国立公園など森林に触れられる場所がある一方で、砂漠地帯も多いため、飛行機からたくさんの緑にあふれている北海道の景色を見て驚いたのを覚えています。
子どもの頃に住んでいたアパートの共用スペースにはプールが設置されており、プールサイドにはイスやテーブル、パラソルが置いてあったため、アイスを食べたり、プールに入りながら誕生日パーティーをしたのも良い思い出です。
●国際交流員(CIR)アイン
先月、第51回さるふつ観光まつりに参加しました。土曜日は天気があまり良くなくて少し残念でしたが、日曜日は風が強かったものの晴れていて、とても気持ちの良い一日でした。
今年も役場産業課の職員の皆さんと国際交流員の2人でベトナム料理と夏イチゴのコラボブースを出店し、ベトナムのサンドイッチ(バインミー)とタピオカ入りヨーグルト(スアチュア)を販売しました。多くのお客様にお越しいただき、ありがたいことにどちらも完売となりました。お客様からもさまざまな好評のお声を頂戴し、とても嬉しかったです。ずっと楽しみにしてきた花火もとても綺麗で、お祭りの雰囲気をさらに盛り上げてくれました。
また、今回は漁業協同組合の実習生の皆さんと一緒に、ベトナムの伝統舞踊を披露させていただきました。このような貴重な機会を通して、私たちの文化を紹介できたことは大変光栄であり、心より感謝申し上げます。ベトナムの文化に触れたことがある方も、そうでない方もいらっしゃるかと思いますが、今回のパフォーマンスを通じて、少しでもベトナムを身近に感じていただけたなら嬉しいです。初めて参加した観光まつりは、本当に素晴らしい経験となりました。