- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道音更町
- 広報紙名 : 広報おとふけ 令和7年7月号
♦SDGs(持続可能な開発目標)の目標1「貧困をなくそう」について
SDGsは、Sustainable Development Goals(日本語で「持続可能な開発目標」のこと)の略称で、2015年に国連で採択された、2030年までに達成を目指す国際目標です。貧困や飢餓、環境問題など、世界が抱えるさまざまな課題を解決し、より良い世界を築くための17の目標と169のターゲットで構成されています。その17の目標のうち、共生社会の実現に関連する目標を今月号から紹介します。
今回は、目標1「貧困をなくそう」についてです。ターゲットの一つに、「貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる」があります。令和4年国民生活基礎調査の結果によると、日本の相対的貧困率は15.4%となっています。貧困は、お金がないことを理由に、満足に食事ができない、病院に行けない、進学できないなどの悪循環をつくり、大きな問題となります。そのため、貧困や格差のない、誰一人取り残さない持続可能な社会をつくることで、誰もがその個性と能力を発揮してあらゆる分野で活躍できる共生社会の実現を目指すことが必要となります。
町では、「自分たちの暮らす地域を、将来にわたって持続可能にする」ことを目指して第6期総合計画を策定しており、目標1の観点から、生活面・経済面・教育面など、さまざまな形で町民に対して支援や助成を行っています。皆さんも、SDGsや共生社会の実現のため、「赤い羽根共同募金」をはじめとする各種募金などに寄付するなど、身近なところからできることに取り組んでみませんか。
問合先:役場企画課企画調整係
【電話】内線213