- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新得町
- 広報紙名 : 広報しんとく(令和7年11月号)
「まきと未来トーク」で寄せられたご意見・ご要望と、それに対する町の回答を抜粋・要約して掲載します。全文は町ホームページに掲載しています。また、役場地域戦略室・町公民館・屈足支所にも印刷したものを設置していますので、ご自由にお持ちください。
9月20日(土)新得会場 参加18名
9月22日(月)屈足会場 参加12名
9月24日(水)トムラウシ会場 参加19名
9月25日(木)上佐幌会場 参加15名
参加者計64名
◆町の取り組みに関すること
Q.最近、大型施設の建設が相次いでいます。施設の更新や建て替えは、老朽化に伴い当然必要なことですが、どの程度の経費がかかっているのか、町の予算規模がわかりづらい状況です。
A.財政は確かにわかりづらいものだと思います。町民の皆さんのために公共施設(いわゆる「箱物」)を建設する必要がある場合でも、現在の新得町の財政状況は比較的余裕があり、国からの補助金制度も活用できます。ただし、私は建築費以上に、その後の運営費や修繕費の負担を重く見ています。今後もこうした点をしっかりと考慮しながら、行政を執行してまいります。
Q.地熱発電については、議員の中にも反対意見を持つ方が一定数いらっしゃると認識しています。仕組みや今後の経過・スケジュールについて、わかりやすく説明していただけるとありがたいです。
A.地熱開発には、地域の皆さんのご理解と合意が不可欠であるため、ある程度の時間がかかると考えています。また、大規模な開発となることから、調査に時間を要します。今後は、およそ3年ほどかけて地熱に関する調査を進めていく予定です。地域の皆さんとの合意形成についても、できるだけ早い段階で進めていきたいと考えています。
Q.レディースファームスクールについての現状や将来性についてどう考えていますか。
A.当社の設立目的は達成できたと考えています。今後は男性も対象にとの声もありますが、施設構造上、男女を分けるのは難しい面があります。今後の活用方法について検討していく必要があります。
Q.道の駅の建物は、町で建てますが運営管理は指定管理者制度を使うと聞いています。誰も手を挙げない場合も考えられると思います。また、全国的にも道の駅経営の大半は赤字経営と聞いています。新得町もそれはわかっているのではないでしょうか。
A.指定管理者に誰も手を挙げない場合は、町が直営で運営するしかないと考えていますが、現在募集しているため結果はまだ分かりません。当初の構想ではキャンプ場や芝の整備も計画していましたが、熊の出没によってキャンプ客が見込めないことや、芝の維持管理の負担を考慮してこれらは削除しています。また、建物自体の縮小も検討しています。ただし、建築費が高騰しているため、事業費の圧縮につながるかは疑問です。
維持費をどこまで抑えられるかについては、設計段階から十分に検討していく必要があると考えています。
Q.令和9年で屈足の秋祭りが120年を迎え、同年新得駅開業も120周年を迎えます。イベントも盛大にやってほしいと思います。
A.駅長からもそういったお話をいただいております。前向きに考えたいと思います。
Q.公民館の渡り廊下は必要なのでしょうか。将来、公民館を建て替えるのであれば、渡り廊下の建設する位置も変わってくるのではないかと思います。
A.渡り廊下の必要性については、今後、慎重に検討していく必要があります。現在、新たな公共施設が次々に整備されている状況を踏まえると、将来的に維持管理費が増大していくことが予想されます。また、建設費も大きく上昇しているため、これまでと同様の計画では、財政的に厳しいのではないかという懸念もあります。
そのような背景から、公共施設の集約化については、いずれどこかの段階で本格的に検討していかなければならないと考えています。
公民館の建て替えは令和19年を目処としておりますので、町民の皆さまのご意見も伺いながら、公民館のあり方、併設先の選定、必要な施設規模について検討を進めていく必要があると考えています。
[その後…]
議会及び庁内で協議した結果、渡り廊下は「建設中止」で結論付けました。
今後、予算減額など必要な手続きを進めていきます。
「まきと未来トーク」で寄せられたご意見・ご要望と、それに対する町の回答を抜粋・要約して掲載します。全文は町ホームページに掲載しています。また、役場地域戦略室・町公民館・屈足支所にも印刷したものを設置していますので、ご自由にお持ちください。
9月20日(土)新得会場 参加18名
9月22日(月)屈足会場 参加12名
9月24日(水)トムラウシ会場 参加19名
9月25日(木)上佐幌会場 参加15名
参加者計64名
