- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道標津町
- 広報紙名 : 広報しべつ 2025年9月号
■標津町RSウイルスワクチン接種助成事業開始
町では、RSウイルス感染症の予防と罹患後の重症化防止を目的に9月から接種費用の助成を開始します。接種を希望される方は以下の内容をご確認の上、申し込みください。
▽RSウイルス感染症
症状は軽い風邪のような発熱や鼻汁から重い肺炎までさまざまで、繰り返し感染する可能性があります。
高齢者は重症化する場合があり、基礎疾患がある方はさらにリスクが高まります。
対象者:60歳以上の町民の方または、基礎疾患があり医師が本剤の接種を必要と認めた50歳以上の方
助成額:14,000円(接種費用の半額)
予防効果持続期間:約3年
申込先・接種場所:標津病院
【電話】82-2111(平日9:00~17:00)
問合先:保健福祉センター管理・保健予防担当
【電話】82-1515
■予防接種再接種費用助成制度
町では、令和7年4月1日以降に骨髄移植などの医療行為で、定期接種の予防効果が期待できないと医師に判断された方に対し、経済的負担の軽減および感染症予防のため、再接種の費用を助成します。
対象者:項目すべてに該当する方
・骨髄移植などの医療行為で接種済みの定期接種に予防効果が期待できないと医師に判断された方
・予防接種の再接種日に、本町に住民登録がある方
・接種済みの定期接種の接種回数および接種間隔が、予防接種実施規則の規定どおりに接種した方
・20歳未満の方。ただし5種混合および4種混合は15歳、ヒブは10歳、小児肺炎球菌は6歳、BCGは4歳未満の方
助成額:次のうち低い方の金額
・実際に支払った再接種の金額
・町が定期接種委託医療機関と契約している金額
申請期限:再接種を最後に受けた日から1年以内
申込・問合先:健福祉センター管理・保健予防担当
【電話】82-1515(平日8:30~17:15)
■骨髄ドナー助成制度
町では、令和7年4月1日以降に骨髄など(骨髄または末梢血幹細胞)の提供を行った方に助成金を交付します。
対象者:項目すべてに該当する方
・日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業で骨髄などの提供を完了した方
※骨髄などの提供に関する最終同意を行った後、自己都合以外の理由により提供が中止になった方も含む
・骨髄などの提供に関する助成金を受けていない方
・骨髄などの提供日に、本町に住民登録のある方
・町税など滞納がない方
助成額:骨髄などの提供に必要な通院や入院および面談に要した日数×1万円(最大10日間、10万円を限度)
申請期限:骨髄などの提供が完了した日または中止となった日の翌日から1年以内
申込・問合先:保健福祉センター管理・保健予防担当
【電話】82-1515(平日8:30~17:15)
■救命講習会開催のお知らせ
9月9日の「救急の日」を含む1週間(9月7~13日)は救急医療週間です。全国で普及啓発運動が行われ、消防署では町民の皆様を対象に救命講習会を開催します。
この講習では、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の取扱方法、止血法などの基礎知識と技術を習得し、いざというときに適切な応急手当てが行えることを目的としています。
大切な家族や友人、隣人の命を救うため、この機会に救命講習を受講してみませんか?
▽普通救命講習
日時:9/7(日)13:00~16:00
場所:標津消防署「2階会議室」
内容:心肺蘇生法やAEDの取扱方法、止血法、異物除去法など(受講後、修了証を交付します)
定員:20人(定員になり次第、締め切りとなります)
受講料:無料
申込期限:9/6(土)
申込方法:問合先へ電話で申し込みください。(申し込みには、住所・氏名・生年月日・連絡先が必要となります)
問合先:標津消防署
【電話】82-2319
■マイナ保険証を活用した救急業務の実証事業
マイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用した救急業務(マイナ救急)は、救急車を呼んだ際に、病歴や薬、かかりつけ医などの情報を救急隊へ正確に伝え、より適切な処置が受けられる仕組みです。マイナ救急の実施にあたっては、救急隊員が傷病者の同意を得て医療情報を閲覧します。
本町では、令和7年10月中に実証事業が開始されますので、もしもの時に備えマイナ保険証を携行しましょう。
・イメージ図
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
問合先:標津消防署
【電話】82-2319
■災害時の通電火災を防ぐために
地震などの災害によって電線が遮断し、一時的に電気の供給が止まる場合があります。その後、数時間から数日のうちに電気の供給が復旧しますが、その際に発生する火災を「通電火災」といいます。
通電火災を起こさないため、3つのポイントをご紹介します。
(1)事前対策
危険要因を減らすため、住宅の耐震性確保や家具の転倒防止対策(固定)を行い、住宅用火災警報器を設置することで、火災が起きても瞬時に気づくことができます。
(2)災害直後
避難する際、必ず電気のブレーカーを落としてください。感震ブレーカー(地震時に設定以上の揺れを感知すると電気を自動的に止める機器)などを活用すると迅速に避難できます。
(3)復旧後
電気機器などの使用を再開する時は、破損や異常(煙、におい)、近くに可燃物がないことを確認してから通電しましょう。
問合先:標津消防署
【電話】82-2319