くらし 出かけてみよう!通いの場

歳を重ねても元気にいきいき過ごす秘訣は何ですか?
「今日は一歩も外に出なかった…」、「誰とも会話をしなかった…」、そんな日がなるべく少なくなることを願い、気軽に立ち寄れる「居場所」が羅臼町でも増えています。出かける場所や用事のある日を増やして、楽しく生きがいのある生活を送るために、通いの場を活用してみませんか?
今回はそんな羅臼町内の通いの場を紹介します。

■いきいきサロン
いきいきサロンは社会福祉協議会が町の委託を受けて町内3か所で毎月1回運営しています。毎回約20人程が参加しており、体操や楽しいゲーム、レクリエーションを通じて、仲間と話をしたり、声を出して笑ったりして楽しんでいます。今年は、バス遠足で清里町にも出かけました。

■ぴんぴんきらり☆いきいき健康教室
健やかなからだをつくるために運動はとても大切です。町民体育館らうすぽを会場に週に1回、運動の教室が開催されています。運動の強度によってコースが分かれていますので、ご自分のからだの
状態に合わせての参加が可能です。

■ふまねっととおしゃべりの広場
ふまねっと運動とは50センチ四方のマス目でできた大きな網を踏まないようにゆっくりと慎重に歩く運動で、杖歩行や虚弱な方も楽しめます。
クリオネの会というボランティアグループが中心となり、「自分のために」が「みんなのために」とらうすぽと八木浜福祉館で行っています。自分達も楽しむがモットーで今年はランチ付きの会も開催しました。

■ふれあいサロン
ふれあいサロンは老人クラブ連合会が中心になって、麻雀や宝引きなど誰かと一緒でないと楽しめない活動をしています。自分達で会費を集めて景品を出すなど、楽しむ方法はお手のもの。会場はいつも笑い声であふれています。

■あずまし茶屋
認知症の人やその家族、知人、近所の方などが気軽に集まり、和やかな雰囲気のもと交流を楽しむ場として、月に一回開催されています。楽しくおしゃべりするほか、地域包括支援センターの専門職に認知症についての悩みや不安などを気軽に相談することもできます。

楽しく身体を動かす、役割を持つ…介護予防のカタチは人それぞれ。集える場所があること、話し相手がいること、困った時に助け合えることは高齢者が笑顔で過ごすために何より大切なことです。
羅臼町の高齢者人口は1,456人で、人口の34%であり、3人に1人が高齢者となっています(R6.11月末)。
「介護予防なんて関係ない⋮…」と思っている方にもこの特集を是非読んでいただき、将来の自分のため、また、ご家族や周囲の高齢者のために今できることは何かを考えるきっかけにしていただければ幸いです。

◆通いの場の紹介動画完成!
今回紹介した通いの場の紹介動画が完成しました!
こちらも是非ご覧下さい!!
※本紙2次元コードからご覧ください。

問合せ:保健福祉課
【電話】87-2161