くらし みんなの広場

■きらり人輝く
働きながら生きがいのサッカーを続け女子サッカーリーグでプレー

▼ずっとサッカーを楽しみたい
門前保育園で働きながら、女子サッカー東北リーグ2部のFCゼブラレディース岩手に所属している大久保華江さん。サッカーを続ける理由や今後の目標について伺いました。

▽一度引退し、現役復帰
小学校3年生のときにサッカーを始め、高校卒業後に福島県のJヴィレッジを本拠地とする東京電力マリーゼに所属。東日本大震災でチームがなくなり、福島以外でプレーすることが考えられず、平成23年に一度現役を引退しました。結婚を機に久慈に移住。かつてサッカーを教えてくれていたコーチに偶然会い、またやってみないかと誘われました。子どもが大きくなったらまたサッカーをしたいと思っていたので、いい機会と思い、令和3年に現役復帰しました。

▽キャプテンとしてプレー
週末に本拠地の岩手町へ通ったり、夏場は平日の夜に防災公園で集まったりして練習しています。
チームでは最年長で、2シーズンキャプテンとしてプレー。初めての経験でしたが、楽しくプレーすることや遠慮せず意見が言えるようチームメイトに声をかけてきました。昨年なでしこリーグ2部への加盟審査を通過し、入れ替え戦予選大会に出場。Jヴィレッジでの試合に、毎日練習していたころを思い出しながらプレーしました。

▽サッカーを続けていく
チームで目標としているなでしこリーグへの参入に向けて、一丸となってシーズンを戦っていきます。岩手の女子サッカーは県外に出ていく選手が多い状況があります。岩手でプレーしたいと思える環境にしていきたいです。
門前保育園で子どもたちにサッカーを教えています。小さい年代からサッカーに親しんでもらい、好きな子が増えてくれたらうれしいです。久慈でもサッカーができる環境が増えていくことを願っています。サッカーは私の生きがいなので、チームメイトや子どもたちとこれからも楽しんでいきます。

Name:大久保 華江(おおくぼはなえ)さん(川貫・35歳)
Profile:滝沢市出身、門前保育園勤務
平成20年~平成23年東京電力マリーゼ所属
令和3年~FCゼブラレディース岩手所属

■市民センターだより
▼大川目市民センター事業紹介
▽学用品リユース事業を展開
大川目市民センターでは、小学生、中学生、高校生の学用品をリユースする事業を実施しています。卒業して不要になった制服や内履き、柔道着、ジャージ、ランドセル、ピアニカなどのまだ使える学用品を、次の世代につなぐ取り組みです。この事業は、おおかわめ未来づくり検討会で保護者から出た「学用品のリユースがあれば良い」との声から始まりました。徐々に利者数も増えてきており、多くの学用品がリユースされています。
これまでに持ち寄られた学用品は数多く、地域の皆様の温かい支えによって事業が成り立っています。ジャージはネーム刺しゅうを外す作業を実施。手間のかかる作業になりますが、その先に待っている保護者やこどもたちの笑顔を見ると、大変さも報われます。必要な人に学用品を届けて大切に使うことで、資源を無駄にしないという意識も育まれています。学用品を通じて地域の支え合いを実感できるこの取り組みを、今後も続けていきます。

問合せ:大川目市民センター
【電話】55-3250

■My life in Kuji
市内の小・中学校で英語を教えているALT(外国語指導助手)の皆さんが、久慈で生活していて感じたことなどを紹介するコーナーです

▼アイスホッケーの試合を初観戦!
11月に友人たちとプロホッケーの試合を見に、八戸に行きました。アイスホッケーの試合を見るのは今回が初めて。ルールもよく分からず、ホームチームの東北フリーブレイズも負けてしまいましたが、とても楽しい試合でした。会場のリンクは八戸駅のすぐ隣で、久慈からも簡単に行くことができます。チケットも安かったので、また行きたいです!
子どもの頃ローラーホッケーをやったことがあります。ローラースケートを履いて、パックの代わりにボールを使うなどの違いがあります。アイススケートは習ったことがありませんが、ローラースケートと似ていて、なんとか滑れるようになりました。でもまだ止まり方が分からず、ローラースケートより難しいです。何度か行った二戸のスケートリンクではカーリングもやっていて、いつか体験してみたいです。

ローレン・ブーカーさん
インディアナ州・24歳/長内小、宇部小、長内中、宇部中、山形地区の小中学校を担当

■協力隊つうしん
▼絵を通じて久慈市・山根町の魅力を!
昨年は多くの人の協力のおかげで、山根町にアトリエ兼ギャラリーを開くことができました。冬季期間中は、アトリエメインで制作活動に集中しています。絵を生業(なりわい)として久慈市での生活を築いていけるよう、個人や企業からの依頼を受けながら、山根をテーマにした絵画を制作しています。この度、ベアレン醸造所様の2025年カレンダーの、3月・4月のイラストを担当させていただきました。もしどこかで見かけたら、教えていただけると嬉しいです!
地域を盛り上げるため、イベントにも積極的に参加しています。2月2日には、山根町の熊野神社で行われた「大寒禊」に阿部・米澤・新村隊員と共に参加。極寒の中、川に入って身を清める神聖な行事に触れ、山根の持つ力強さと奥深い魅力を改めて感じました。
これからも全国に久慈市、山根町の魅力を絵を通して伝えれるよう作品を描き続けていきます。

朝比奈 つとむさん(あさひな・つとむ 28歳)
令和5年8月着任。一関市出身。山根でアートと農業をテーマに芸術活動や酪農などに取り組む。

地域おこし協力隊…移住定住促進を目的に、都市部からの移住者に対して市が委嘱。カフェを中心とした地域の活性化、新規漁業者の確保や水産物の高付加価値化への取り組み、農泊事業の実践と推進、地域資源の商品開発・販路拡大PRなどを行います。