くらし 地域活動だより〜大東~

■コンテナ等回収実証事業について
長者公衆衛生組合 組合長 佐藤 隆博
大東町摺沢の長者地区は大東清掃センターに隣接した25戸の小さな集落です。
同センターが昭和43年に設置されてから、ダイオキシン高濃度排出問題や放射線汚染牧草焼却問題など非常に困難な課題と関わり続けてきました。そのような課題に対して厳しい声を届けるとともに、ごみの排出者としての義務を果たしながら、市民の快適な生活と清潔なまちづくりのため、同センターと協力・連携してきました。
このような縁もあり、同センターからコンテナ等回収実証事業(*)の協力依頼を受け、令和6年10月から3カ月間実施しました。実証事業であることから、メリットとデメリットについて各戸から寄せられた生の声を報告しました。取組期間中には大きな問題もなく、ごみ袋の節減など、SDGsの観点からも比較的良い印象を持ったところです。
今後も同センターには地域の厳しい声を届けつつ、円滑な公衆衛生事業の推進に協力したいと思います。
(*)指定ごみ袋を使用しない資源ごみの収集方法を検討するため、コンテナなどによる回収に試験的に取り組む事業