- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年1月号
■森林経営管理制度
森林所有者から市が経営を委託された花輪内山・甘蕗区域、420筆91ヘクタールの経済林について、経営管理を「意欲と能力のある林業経営者」に再委託するため、公募を行いました。その後、10月25日の選定委員会で、(株)西村林業を再委託先として決定しています。
■JR花輪線の利用促進
10月に、鹿角花輪駅と八幡平市の北森駅間で、花輪線を利用しながら各駅からのサイクリングを楽しむことができるよう、花輪線の車両に自転車を持ち込むことができるサイクルトレインの実証実験を実施しました。また、11月30日と12月1日の2日間、JR東日本の観光列車「ひなび八幡平」の花輪線運行に合わせ、沿線自治体でおもてなしの企画を実施し、本市では鹿角花輪駅で花輪ばやしを演奏する出迎えを行いました。
このほか、花輪線を使用したミニツアーやフォトコンテストも開催するなど、引き続き花輪線利用促進協議会を通じて関係機関と連携し、花輪線のPRと乗車促進につながる事業を展開していきます。
■甲岳台(こうがくだい)展望台林道整備工事
本格的な紅葉シーズンを迎える前の10月10日に完成しました。同時期に道の駅「十和田湖」がオープンしたこともあり、今後、「十和田湖1000年会議」での検討などを踏まえ、滞在型観光創出に向けた資源の磨き上げなどによって、十和田湖観光の盛り上がりが見込まれますので、引き続き関係機関と連携しながら観光振興を進めていきます。
■新規学卒者の就職内定状況
鹿角高校における今年3月卒業見込みの生徒のうち、就職希望者は44人で、このうち県内事業所への就職希望者は38人です。
9月末時点の就職内定者は30人で、県内が24人、うち鹿角管内が18人で、前年同時期と比較して2人増となっています。就職希望者全体の内定率は68・2%で、前年に比べて11・7ポイント上昇し、例年よりも早い時期に内定が出されています。
■地球温暖化防止の意識醸成
企業や団体などの脱炭素行動を促す「脱炭素行動事業者認定制度」に加え、今年度から市民向けの「鹿角ゼロカーボンサポーター制度」を創設しました。今後も補助制度の活用や、イベントへの市民の参画を促していくことで、脱炭素行動を広げていきます。
また、コミュニティFMで毎週火曜日に「鹿角ゼロカーボンラジオ、ナイスアクション!」を放送し、情報発信を強化しているほか、11月17日には、市の支援制度を活用して太陽光パネルや薪ストーブなどを導入した住宅設備の見学会を開催し、カーボンニュートラルに対する市民の意識醸成に努めています。
■市道除雪
11月18日に除雪会議を開催し、今年度の除雪計画に基づく態勢を整えました。
今期は、桃枝橋の通行止めなどに伴う除雪路線の見直しを行ったため、除雪延長約574キロを、除雪機械110台の体制で作業を実施することとし、冬期間の安全・安心な道路交通の確保に努めていきます。
■第79回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会
2月13日から16日までの日程で、令和4年以来3年ぶりに本市で開催されます。選手や役員をはじめ、全国から訪れる皆さんに満足いただけるよう、万全の準備を進めていきます。
問合せ:総務課行政班
【電話】30-0203