- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年7月号
■Topic01 降雨の中、本番さながら
令和7年度鹿角・小坂水防訓練
5月25日に、消防機関の士気の高揚や水防技術の向上などを目的とした鹿角・小坂水防訓練が、米代川の河川敷で行われ、本市と小坂町の消防団、市内自主防災会から約110人が参加しました。
開会式で舛屋副市長は、「近年、豪雨による災害は、激甚化、頻発化の傾向がある。有事の際には消防団の力が必要不可欠。防災技術の向上に励んでほしい」と呼び掛けました。
訓練は、大雨が続き、米代川花輪水位観測所で氾濫注意水位を超え、さらに増水する恐れがある想定で行われ、月の輪工やシート張り工など5種類の訓練を行ったうち、土のう製作には自主防災会5団体が参加しました。
この日は、本番さながらの強い雨が降っており、参加者は、有事の際にも素早く対応するため、作業手順や連携方法などを確認しながら訓練に臨んでいました。
■Topic02 重低音の鳴き声競う
第80回天然記念物全日本声良鶏謡合大会
6月1日に、第80回天然記念物全日本声良鶏謡合(うたあわせ)大会が、かなやまアリーナで行われました。声良鶏は、国の天然記念物の指定を受けており、本市の「市の鳥」にも指定されています。大会には、県内外から23羽が出場し、声良鶏が会場に独特な重低音の鳴き声を響かせると、観客は耳を澄ませ聴き入っていました。
■Topic03 幸せを実感できるまちづくり
武蔵野大学市民公開講座
6月4日に、ウェルビーイング理解促進講座を交流センターで行いました。包括的連携協定を結ぶ東京都の武蔵野大学ウェルビーイング学部長前野隆司(たかし)教授を講師に、ウェルビーイングの基礎知識や社会にもたらす効果について講演いただきました。現在、策定を進めている第7次総合計画後期基本計画にウェルビーイングの視点を取り入れていきます。
■Topic04 晴天の田んぼで農業体験
合同田植え体験学習
5月28日に、花輪字柴内太田地内で、柴平小学校と八幡平小学校の5年生、49人による田植え作業が行われました。
小舘一彦(かずひこ)さん所有の田んぼで行われた今回の体験は、近隣で農業を営む小舘具視(ともみ)さんが作業を指導し、県土地改良事業団体連合会鹿角支部、鹿角地域振興局の職員が協力したものです。
児童は、作業の前に、苗を3本ずつ植えることなどの説明を受けた後、早速はだしになって田んぼに入り、泥の感触に歓声を上げながら、田植え作業を開始。泥だらけになりながら、丁寧に田植え作業を行っていました。
植えられた苗は、今後柴平小学校の5年生が定期的に成長を確認し、秋には、再び八幡平小学校の児童と一緒に稲刈り体験を行う予定です。
■Topic05 地域課題にクローズアップ
令和7年全国広報コンクール入選
令和7年全国広報コンクールの「広報紙市部」で、本市の令和6年1月号が入選しました。このコンクールには、広報紙のほか、広報写真やウェブサイトなど5媒体10部門に、併せて448点の参加がありました。今後も、皆さんに楽しんでいただける広報紙面づくりと市の情報を分かりやすく発信していきます。
■Topic06 地区の代表が一堂に
令和7年度自治会長会議
5月28日に、令和7年度自治会長会議を花輪市民センターで行いました。会議には、市内188自治会から代表者127人が参加。市からは、自治会に対する支援制度や協力要請事項などを説明しました。自治会長からは、災害時における市の危機管理体制や、今後の除雪体制のあり方についての質問と要望が出されました。