- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年3月号
■健康増進センター
◆特定健診
検査時間は約1時間
年1回、一生のための確認を
特定健診は、生活習慣病の原因にもなる「メタボリックシンドローム(※1)」を早期に発見することを目的とした健康診査です。
(※1)お腹周りの内臓に脂肪が蓄積した「内臓脂肪型肥満」に加え、高血圧や高血糖、脂質異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態のこと
対象:大仙市国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方
受診料:無料(個人で受診すると最大約8千円)
検査項目:身長、体重、
腹囲、尿検査、問診、血圧測定、医師診察、血液検査など
受診期間:受診券が届いてから12月26日(金)まで
※令和6年度健診受診者・各種健(検)診申込者には、4月下旬から5月中旬頃に「大仙市国保 令和7年度特定健康診査各種健(検)診受診券」が届きます。
・受診は年度内1回のみ。特定健診と大仙市国保の人間ドック助成は併用できません。
・通院・治療中の方も特定健診の対象です。主治医に相談の上、受診ください。
・受診方法は、市ホームページ(右下の2次元コード)からご確認ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
◇みんな受けているの?
大仙市の令和5年度特定健診受診率は、44・2%と、約2人に1人が受診しています。コロナ禍だった令和2年度の受診率33・1%から約1・3倍増加しています。
◇メリットはあるの?
・健康状態の変化を知ることができ、異常の早期発見につながる
・生活習慣を見直す機会になる
・将来の病気や介護のリスクを減らし、医療費の節約につながる
◇受けたから大丈夫!と思っていませんか?
令和元年度から4年度までの特定健診の結果、「要受診」と判定された方の割合は横ばいです。自覚症状がないからと「要受診」項目を放置していると、重症化する恐れがありますので、早めに医療機関を受診しましょう。
要受診判定値(※2)の方は、望ましい血圧値(※3)の方に比べ、リスクが3倍以上
参考:標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)
例えば高血圧を放置していると…
高血圧状態
↓
血管に強い圧がかかり続ける
↓
血管が傷つく
↓
血管が硬く、弾力性が失われ
↓
動脈硬化が進行
↓
心疾患・脳血管疾患発症
(※2)要受診判定値…収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上
(※3)望ましい血圧値…収縮期血圧120mmHg未満、かつ拡張期血圧80mmHg未満
◇健診結果が届いたら
・健診結果を確認しましょう。継続して受診している方は、前回の結果と比較してみましょう。
・「要受診」項目がある方は、結果を持参し早めに医療機関を受診しましょう。
・生活習慣の中で改善できることはないか、日々の生活を振り返ってみましょう。
◇改善方法に悩んだら「健康相談」を
食事、運動、喫煙、睡眠、ストレスなど、どのように改善したら良いのか悩んでしまうという方は、お住まいの地域の健康増進センターで実施している「健康相談」をご利用ください。
管理栄養士・保健師と一緒に、改善できそうなことや続けられそうなことを考えていきましょう。
問合せ:
・国保、人間ドック助成に関すること
保険年金課【電話】0187-63-1111(内線110・147)、
各支所市民サービス課
・特定健診などに関すること
健康増進センター【電話】0187-62-1015
同西部【電話】0187-75-0476
同東部【電話】0187-56-7211