- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年3月号
■4月から収集スタート
ごみの減量と再資源化を進めるため、4月からプラスチックごみの収集がスタートします。
「プラスチック資源循環促進法(令和4年4月施行)」に基づき、自治体はプラスチック容器包装とプラスチック製品をまとめて分別収集できるようになりました。これにより、市民の皆さんはこれまで「燃やせるごみ」として出していたプラスチックごみを「資源ごみ」として出すことができるようになります。
収集されたプラスチックは物流用パレットなどの原材料にリサイクル
■プラスチックごみの出し方
地域ごとに新たに設定するプラスチック資源の収集日(月1回)に、普段使用している集積所に出してください。収集日は令和7年度版のごみカレンダー(だいせん日和3月号と一緒に配布)に掲載していますので確認してください。
プラスチック資源専用の市指定ごみ袋は、3月15日から市内の店舗などで販売予定です。ごみ袋への記載内容(集積所番号、氏名など)は、他のごみ袋と同じです。
◇出せるもの(下図は一例)
・容器包装プラスチック
商品を入れたり包んだりしているプラスチック製の容器や包装物で、「プラマーク」のあるもの
・製品プラスチック
そのものが100%プラスチックでできているもので、大きさがおおむね30センチ以内のもの
◇プラスチック資源として出せるものの例
(詳細は「正しいごみの分け方・出し方」を確認してください)
カップ類 袋類 チューブ類 ボトル類 食品フィルム パック類 食品トレー 発泡スチロール
◇製品プラスチック-100%プラスチック素材で、1辺30cm以内のもの
食器・台所用品 風呂・洗面用品 屋外用品 文房具・おもちゃ
どちらも全て同じ袋に入れて出すことができます
◇これくらい汚れを落とせばOK!
水やお湯ですすいで、汚れや固形物を流してください(色は残っても出せます)。
※歯みがきのチューブのように洗いにくいものは、中身を使い切っていれば出すことができます。
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■出す際は次のことに注意
・カップ類や食品トレーは水やお湯ですすいで中身や固形物が中に残らない程度に汚れを落としてから出してください。
・袋に入れる際は小袋に分けずに入れてください。
・ペットボトルはプラスチック資源ではなく、ペットボトルの収集日に出してください。
※ただし、キャップやラベルはプラスチック資源
・30センチ四方を超えるものでも割ったり、砕いたりして小さくすることができれば出せます。
・金属等のプラスチック以外の素材が使われている製品は出せません。
※ただし、プラスチック以外の部分を全て取り除くことができれば出すことができます。
・長いひも状のものは短く切ってください。
・汚れがひどく、洗っても汚れの落ちないものは、燃やせるごみへ出してください。
◇次のものは出せません
・電池で動く製品
・金属やプラスチック以外の素材を含む製品
※プラスチック以外の部分を分離できれば出せます。
・発火やけがなどの恐れがあるもの
・農業や事業で使用した廃プラスチック類
※産業廃棄物です。
・充電池や充電池を使用した電子機器やおもちゃ、リチウムイオン電池、乾電池
・注射器や点滴バッグなどの医療用器具
・ライターや刃物類
・30センチ四方を超える大きすぎるプラスチック製品で、砕いたり割ったりもできないもの
・100%プラスチック素材の製品でも硬すぎるもの(プラスチック製のまな板など)
■貴重な資源をリサイクル
令和6年度、全市を対象に実施したプラスチックごみの試験的分別収集(10・11月の2カ月間)の結果、収集量は2カ月間で約21トン。収集されたプラスチックごみの組成調査を行ったところ、ほぼ全量が再資源化できるものでした。
プラスチックごみとして分別することで、燃やされるだけのごみからリサイクルされる資源物へと生まれ変わります。貴重な資源をリサイクルするため、今私たちができることから始めましょう。
■集積所の看板を配布
プラスチック資源の収集開始に伴い、各集積所に掲示する看板を3月17日から配布します。各集積所管理者の方は、次の窓口にお越しくださるようお願いします。
・大曲地域の方…生活環境課
・大曲以外の方…お住まい地域の支所市民サービス課
市のホームページにも「ごみの分け方・出し方」や注意点Q and Aを掲載しています
■プラごみQ and A
ゴム手袋やシリコンカップのようなものもプラスチック資源になるの?
A.ゴムやシリコンは、プラスチック資源には出せません。
値札などのシールは剥がさないと出せないの?
A.剥がしてもらうのが望ましいですが、そのままでも出せます。
お菓子やお茶の袋で内側がアルミコーティングされているものも出せるの?
A.出せます。残っている粉や破片を払って出してください。
燃やせるごみにプラスチックごみを出せなくなるの?
A.完全分別ではないため燃やせるごみに出せますが、ごみの減量と再資源化のためにできる限りプラスチックごみに出してください。
食品トレーやペットボトルキャップの拠点回収はどうなるの?
A.これらはプラスチック資源として収集できるため、拠点回収は廃止します。
農業で使用したビニールや肥料袋、育苗箱なども対象になるの?
A.農業などの事業で使用したものは産業廃棄物なので家庭ごみの対象外です。
問い合わせ:生活環境課
【電話】0187-63-1111(内線186・189)