くらし 明日への確かな備え 国民年金

国民年金制度は、誰もが安心して老後を迎えられるように年金を支給し、世代を超えて暮らしを支える制度です。
老後だけでなく、万が一の時にも、障がい基礎年金や遺族基礎年金などを支給することで、本人や残された家族の生活を支えています。国民年金制度へのご理解・ご協力をお願いします。

■年金の種類
公的年金制度は「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」の2階建て構造になっています。1階部分の国民年金は、国内に居住する20歳以上60歳未満の全ての方が被保険者です。㆒方で、会社員や公務員の方などは、1階部分に加えて、2階部分の厚生年金に加入しています。

年金の2階建て構造

■国民年金の資格の種類
下記の表のとおり、国民年金の資格には職業などによって3つの種類があり、それぞれ加入手続きや保険料の納付方法が異なります。結婚や就職、退職などで被保険者の種類が変わった場合は、2週間以内に手続きをする必要があります。
必要書類:会社や事業所から交付される「社会保険・厚生年金資格喪失連絡票」など

■どうして保険料を納めないといけないの?
保険料を未納のまま放置すると、万が㆒の事故や病気により障がい基礎年金を受け取りたい時や、遺族基礎年金を受け取りたい時に年金給付を受けられない場合がありますので、必ず保険料を納めるようにしてください。それが難しい場合は免除・納付猶予申請をしてください。申請は市民課または新庄年金事務所で受け付けています。
必要書類:失業の場合…離職票または雇用保険受給資格者証など、学生の場合…学生証の両面コピー、または在学証明書の原本など

■学生納付特例制度
申請により学生の方の保険料の納付が猶予される制度です。申請は毎年度必要ですが、2年目以降は4月初旬にハガキ形式の申請書が送付されますので、ご記入のうえ返送してください。
初回申請必要書類:学生証の両面コピー、または在学証明書の原本など

■切り替え手続き
退職した場合は、本人による切り替え手続きが必要です。年金の資格は第2号被保険者から第1号被保険者に変わります。
必要書類:会社や事業所から交付される「社会保険・厚生年金資格喪失連絡票」または、新庄年金事務所で交付される「健康保険・厚生年金保険資格取得・資格喪失確認通知書」など

■老齢年金の手続き
65歳の誕生日の3カ月前頃に「年金請求書(事前送付用)」が届きます。この年金請求書に必要事項を記入し、日本年金機構へ提出することで、老齢基礎年金の受給手続きが完了します。

●年金事務所は予約優先です
新庄年金事務所で手続きする際は、電話予約をご利用ください。
【電話】22-2050 音声案内「1番」の後「2番」