くらし 特集3 市内で“詐欺被害”が急増中!

市内でも警察官などを名乗る男から高額な現金をだまし取られたり、投資やロマンス詐欺による被害が発生しています。
詐欺と思われる心配ごとについては、最寄りの警察署または警察相談専用電話「♯9110」に相談しましょう。

■市内の詐欺被害件数と被害金額 81件 5億8,884万円
※R6.1月からR7.7月まで

●警察官を名乗る詐欺
・あなたに逮捕状が出ている
・あなたの口座が犯罪に使われている

▽本物の警察官は…
・電話で「捜査対象となっている」などと伝えません
・メッセージアプリで連絡することはありません
・警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありません

最近の特殊詐欺は、電話番号の末尾に「0110」を使い、国内の警察署の電話番号を装う国際電話番号からの着信が増加しています。固定電話を対象に、無償で国際電話の利用休止ができますので、国際電話不取扱受付センター(【電話】0120-210-364)へお問い合わせください。

●架空料金請求詐欺
・未払いの料金がある
・払わなければ裁判になる

▽1人で悩まず、周囲に相談
インターネットサイト事業者等を名乗る犯人から「払わなければ裁判になる」等と不安をあおるようなことを言われても、まずは、家族や友人などに相談しましょう。また、相手が自分の個人情報を知っていたとしても驚かず、簡単に信用しないようにしましょう。

インターネットサイト事業者、法務省や裁判所等が、未納料金などの支払いのために、コンビニで電子マネー(プリペイドカード)を購入させることは絶対にありません。

●投資詐欺
・あなただけに教える
・ぜったいに儲かる

▽SNSで勧誘する「もうけ話」は詐欺
犯人は「確実に利益が出る」などと言葉巧みに投資に勧誘してきます。また、メールやウェブサイトの広告からLINEに誘導され、投資話を持ち掛けられたら詐欺を疑いましょう。

・金融庁のウェブサイトで金融商品取引業者などに登録されているか確認する。
・振込指定先が個人名義の口座になっていたら要注意。

●ロマンス詐欺
・あなたと結婚するためにお金が必要
・会いたいから旅費を送って

▽会ったことがない人を信用しない
マッチングアプリ等で出会った人とやりとりを続けるうちに、恋愛感情や親近感を抱かせ、投資に誘導したり、交際の継続等の名目で金銭などをだまし取る詐欺です。直接会ったことがない相手からお金の話をされたら詐欺を疑いましょう。

「2人の将来のために」「投資でお金を増やそう」と、投資の勧誘をされたら詐欺の可能性があります。