- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県相馬市
- 広報紙名 : 広報そうま (令和7年7月1日号)
市は、皆さまとの協働による住みよいまちづくりを目指すとともに、寄せられた意見を市政に反映するため、平成27年10月から「市長への手紙」の取り組みを行っています。
今回は、令和6年度に寄せられた主な意見の内容などを紹介します。
■分類別受付件数
※回答を希望した方のみ。
(1)教育・子育て 5件
(2)建設 5件
(3)医療・福祉 3件
(4)防犯・防災 4件
(5)文化 1件
(6)観光 3件
(7)そのほか 9件
令和6年度は、17人の方から30件の意見をいただきました(そのほか16人の方から、回答希望なしまたは匿名での意見などを27件いただきました)。
手紙の内容として、教育・子育ておよび建設の分野に関する意見がそれぞれ5件あり、学校運営の在り方や市内道路の修繕の要望などでした。
また、特定の分野に分類されない意見として、市のアピールポイントを増やすことなど、市の活性化を求める要望などがありました。
■年代別受付人数
20代から80代までの幅広い年代から意見をいただきました。
男女比は男性がやや多く、年代別では60代の方からの意見が特に多くなっています。
■意見の具体例
○そのほか
相馬市のアピールポイントを増やしてください。若者の声も聞いてほしいと思います。
回答:市は地方創生総合戦略に基づき、各分野の魅力の向上に努めています。
「産業・雇用」では、中核工業団地への企業誘致を推進しており、新たな企業の進出が決定するなど雇用の場が生まれています。
「観光・交流」では、オープン以来大変好評な「浜の駅松川浦」を増築し観光業の活性化を図っています。
「子育て・教育」では、18歳以下の方を対象とした子ども医療費の助成や、小・中学校の給食費無償化を行い、子育て世代の経済的負担の軽減を図っています。
これらに加えて、新たなアピールポイントを市民の皆さんと考えていきたいと思います。
○医療・福祉
公立相馬総合病院では銀行のATMコーナーが無いのに支払いは現金のみです。カード払いなどキャッシュレス化を検討してください。
回答:公立相馬総合病院では、既存システムの改修や業務の見直しなども必要なことから、慎重にキャッシュレス決済の導入を検討しています。
その後の対応:公立相馬総合病院は、2月3日よりクレジットカード払いが利用できるようになりました。
○建設
市内の道路がひび割れたりして悪くなってきているので、直してもらいたい。
回答:市は、定期的に市内道路のパトロールを行っています。道路に異常を確認した際は、市道の場合は早期に舗装修繕に着手し、国道や県道の場合は、県や国に情報を提供しています。
その後の対応:百槻和田線(南飯渕地内)や原釡塚部線(光陽地内)など、市道39箇所の舗装修繕を実施しました。
今回紹介した手紙のほかにも、今後のまちづくりの参考になる意見が多く寄せられました。
寄せられた意見は、市のホームページ「市長への手紙」コーナーに掲載しています。右記のQRコードからもご覧いただけます。
住みよいまちづくりのため、今後も皆さまの声をお待ちしています。
※QRコードは本紙をご覧ください。
問い合わせ先:情報政策課
【電話】37-2117