くらし Interview 01(2)

インタビュー:地域おこし協力隊 浪岡由依

■生活面ではどうですか?
▽かずやさん
生活面ではあんまり苦に思わない。なんだろう、道を覚えることかな?(笑)

▽のぶこさん
福島県はとても広いので、同じ県内でも移動に時間がかかることがありますよね。運転中はナビがあれば問題ありませんが、思っていたより目的地が遠いと感じることもあります。

▽かずやさん
私たちはこれまでに何度も引っ越してきたので「Iターン」として初めて移住する方ほどの苦労は経験していないかもしれないです。
でもインフラの面でいえば長野県(で住んでいたところ)よりは断然過ごしやすいですね。ライフラインが高い水準にあると思う。

▽のぶこさん
それぞれの土地に暮らしにくさとか暮らしやすさはあるけど、磐梯町はとても暮らしやすいよね。子どもたちの医療費が無料というのもとてもありがたいです。
町の教育カリキュラムとして、中学2年生の希望者はニュージーランドに無料で語学教育交流に行けるというのも魅力的だと思います。

■印象的だったことはありますか?
▽かずやさん
景色でいうと、ネコママウンテンから裏磐梯方面に抜けるリフトに初めて乗ったときのことが印象的でした。標高が高い場所にあるリフトで、枯れ木にちっちゃなキラキラした雪が木の実のようについていて。その木々のトンネルをリフトが平行に移動してる。天気も良くてすっごく綺麗で、なんか幻想的でした。天国へのリフトみたいな。

▽のぶこさん
本当にありきたりかもしれないけど、磐梯山には感動しました。磐梯山があるとは知っていたけど、こんな近くにこんな綺麗に見えるんだって思いました。雪解けの時期には山肌にキツネの形が現れるのですが、近所のおじいちゃんがそれを教えてくれて初めて知りました。それから毎日そのキツネの姿が気になって、見上げるようになりました。
出来事で言うと猪苗代湖も楽しかったですね。昨年の夏に親戚が遊びに来てくれて、猪苗代湖で一緒に泳いだり、相撲したり、走ったり、飛び込んだりして遊びました。で、温泉にも入って。子供たちのサッカーの試合で県内各地に出かける機会が多かったのですが、そのたびに道の駅に立ち寄るのが楽しみでした。近くにどんなおいしいものがあるのかを調べて、行ってみるのが楽しくて。
東北に住むのは人生で初めてだったので、どこへ行っても新しい発見ばかりでした。

■磐梯町でこれからやってみたいことはありますか?
▽としくん
家族全員で自転車で旅をしたいです!

▽ひでくん
50メートル走で6秒台になりたいです!

▽かずやさん
今年の夏、幼稚園で夏祭りを開催する予定なのですが、それはすごく楽しみにしています。昨年、町の夏祭りに初めて参加して、「もっとお祭りが増えたらいいな」と感じました。
今年は家族でいろんなお祭りに出かけたいと思っています。裏磐梯の湖で行われる花火大会にも行きたいです。

▽のぶこさん
今まで日本酒をそんなに飲めなかったのですが、磐梯町に来てから日本酒が美味しいと感じるようになり、どんどん飲めるようになりました。きっと水が美味しいからですね。味比べしてお気に入りもできてきました。なので、酒造巡りをしてみたいですね。ただ、誰かが運転しないといけないので、実現はなかなか難しいのですが…。

■最後に、これから磐梯町に移住してくる人、または移住を考えている人にメッセージをお願いします。
▽かずやさん
何かつらいことや悲しいことがあったときは、磐梯山を見上げてください。私自身、地域の方々に何度も救われました。
「仕事大変だろう」と声をかけてくださったり、「草刈りしていないなら、俺がやっておこうか」と言ってくださったり。だから、自分の住む地域の人に頼って生活していくことが大切だと思います。
「申し訳ない」と思うのではなく、「ありがとう」と「お世話になります」と自然に言い合える関係を、磐梯の人たちはきっと作ってくれます。
一年目はいっぱい頼って、何かお返しできるとしても翌年からで十分ぐらいの気持ちで過ごしてくださいと伝えたいですね。

▽のぶこさん
引っ越してきたらいろいろ大変なこともあると思いますが、磐梯町には本当に温かい人たちがいて、生活もすごくしやすいです。
新しいことに挑戦したいとか、移住しようか悩んでいるのであれば、ぜひ磐梯町をおすすめしたいなって思います。