- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県柳津町
- 広報紙名 : 広報やないづ 2025年10月号
町内で活動する地域おこし協力隊の取組を紹介するコーナー「地域おこし協力隊通信」。協力隊員の活動の様子や地域の皆さんとの交流、日々の想いなどを、お届けします。
柳津に新しい風を運ぶ協力隊の姿に、ぜひご注目ください!
■地域の安心、安全を守ります!
◇協力隊員プロフィール
氏名:美代 兼孝
着任時期:令和6年5月
出身地:愛知県名古屋市
活動内容:鳥獣被害対策
◇活動レポート
みなさんこんにちは!地域おこし協力隊として鳥獣被害対策を担当している美代です。
報道等で鳥獣被害の拡大を知り、自分でも何かできることがないかと思ったのがきっかけで柳津町の地域おこし協力隊に応募しました。
1年目は主に資格取得に努めました。着任時は、狩猟免許も猟銃所持許可も持っていなかったため両方の取得のための勉強をしつつ、国や県が実施している鳥獣被害対策研修会等に参加し、知識を深めました。
◇普段の活動
私は普段、柳津町役場農林振興係のデスクにおりますが、クマやイノシシ等の被害の情報が入ると現場へ出向き状況を確認しております。また、被害の状況や地域の皆さんからの要望に応じて、わなの設置も行っています。
わなの設置場所については、基本的には周辺地域のわな免許取得者や区長さんと相談の上決めていますが、どうしてもすぐに設置してほしい等の要望がある場合は、可能な限り対応するようにしています。ただし、法律遵守と安全が最優先になるため、すべての要望に応えることはできません。
これからも地域の皆さんの意向を可能な限りくみ取りつつ、安全で適法な鳥獣捕獲を行っていきたいのでよろしくお願いいたします。
◇最近のこと
役場勤務とあわせて、柳津町鳥獣被害対策実施隊の一員、そして柳津町猟友会の会員としても活動しています。最近では、射撃研修会、クマの止め刺し出動、カワウ防除の監視員などに取り組みました。さらに、ちょっと先の話ですが昨年の冬に企画した巻狩を今年も実施する予定です。地域の皆さんと協力しながら、少しでも鳥獣被害を減らせるように活動を続けていきますので、よろしくお願いいたします。