- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県小野町
- 広報紙名 : 広報おのまち 令和7年6月号
■5月の出来事について
地域おこし協力隊の成井です。5月は世間も自分もバタバタしていて、あっという間に過ぎてしまいました。その中で印象に残ったできごとについて、いくつかピックアップして報告します。
まずは、大好きなタラの芽を自分で収穫したことです。小野町では少し探すとたくさん見かけますが、私の故郷では高級食材であり、なかなか食べられません。利き指が棘(とげ)に負けそうになりながらも「天ぷらで食べたい!」という思いをパワーに頑張りました。3年分くらい食べた気がしますが、来年も楽しみです。
次は、役場の野球大会に参加したことについてです。試合に出場するのは10数年振りでしたが、結果は接戦の末に(いろいろな意味で)勝利することができました。私も犠打で1打点を記録し、少しはお役に立てたかなと思います。ただ、当日は28℃の夏日で熱中症気味に…。運動不足を実感し、これまで以上に身体を動かすことを決心しました。
最後に宅建士取得に向けた勉強を始めたことです。この歳で新しい知識や資格のために勉強するとは思いませんでした。建物や土地に関する内容は複雑で、なじみのない用語も多いため、慣れない部分があります。それでも日常に少しの刺激を取り入れると時間の進み方が違っておもしろいと感じます。これは、小学校を卒業し、初めて制服を着て中学校に通学した時のような感覚に近いと思います。
新陳代謝と虚心坦懐(きょしんたんかい)と言いますが、詰まりかけた日常の流れを入れ替えて、これまでにない何かを取り入れる。すると、かつて感じたことのある背筋がキュッとするような感覚がやってきます。仕事でも趣味でも変化に乏しいと燃え尽きそうになる時期があります。趣味に生きている私でも、そう感じる瞬間があるので、自分に合った工夫が必要ですね。またそれ以上に大切な「実行・着手」の難しさがあることを実感しつつあります。
だからこそ、ほど良い緊張感を適度に持ちながら、日常を過ごしたいと思う今日この頃です。少し話がそれましたが、ここ最近で実行したこと、感じたことのご報告でした。
また私事になりますが、視力が低いためこれまでにない新たな刺激を求めコンタクトデビューをしました。目にレンズを入れる瞬間も背筋がキュッとします!
これからも引き続きよろしくお願いします。
○今回の担当は…
成井(なるい) 秋暁(ときあき)隊員
担当:移住・定住・交流分野
主な活動場所:つどっておのまち