- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和7年1月号
◇復興企画課
9月14日、「ふたばワールド2024inひろの」が二ツ沼総合公園内の特設会場において、土屋品子復興大臣はじめ、国・県等、多くの来賓者を迎え盛大に開催されました。当日は小雨模様でしたが、地元団体の迫力ある芸能披露や歌手、ものまねタレントのステージ、ふたばの大鍋の振る舞いがあり、参加町村の地元産野菜や特産品の販売、PRブースが出店され、約4,500人の来場がありました。
10月4日、広野夢大使である平井元喜様が表敬訪問され、祖父である平井康三郎氏が作曲し、額賀誠志氏が作詞した童謡「とんぼのめがね」の生誕の地である箒平地区を視察しました。平井様はピアニストとして世界中で活躍しており、この度の訪問に先立ってイギリスロンドンで開催したチャリティコンサートの売り上げの一部を浄財としてご寄付頂いております。また、こども園にも立ち寄り、自ら電子ピアノをお弾き下さり、園児と一緒に「とんぼのめがね」を歌われました。
10月12日、第27回ひろの童謡まつり音楽祭が、童謡夢大使 眞理ヨシ子様ほか、日本童謡協会所属の歌手の皆様、広野こども園の園児、広野小・中学校の児童・生徒、ふたば未来学園、合唱団「めじろたち」、今回が初めての参加となる福島県庁混声合唱団「きびたき」を加えた出演者、兵庫県たつの市からは教育長様、議会議長様らをご招待申し上げ、約600人の来場者の皆様のもとに開催しました。音楽祭では、たつの市と広野町から生まれた童謡を歌い継ぐとともに、童謡文化の継承を図り、童謡による町づくりをより一層推進させるべく取り組みました。
10月13日、秋季広野町長杯パーゴルフ大会レッドカップが開催され、町内外から約150人の参加者の下、日頃のプレーの成果を発揮しようと熱戦が繰り広げられました。当日は秋晴れの絶好のコンディションの下、参加者はベストスコアを目指し熱戦が繰り広げられました。難コースにおいても、ホールインワンを複数記録する等盛り上がりました。
10月26日、広野スタイル2024を開催し、会場の二ツ沼総合公園にはFMX(フリースタイルモトクロス)の迫力あるショーを見るため約1,500人の来場者がありました。会場では、様々なスポーツイベントや体験型アトラクション、キッチンカーや物販ブースが立ち並び、多くの家族連れで賑わいました。
11月6日、伊藤忠彦復興大臣、輿水恵一復興副大臣が来訪され、この機を捉え、大臣、副大臣に対し、町と議会の合同要望書を渡邉議長と共に手交しました。大臣並びに副大臣とは、就任の挨拶のあと今後の復興事業の方向性について意見交換をいたしました。第二期復興創生期間が来年度で終了することから、第二期以降の予算の確保について強く要望しました。また、庁舎1階において、集まった職員らに向け、大臣より復興事業へのねぎらいと激励のお言葉を頂きました。
11月11日、第30回廃炉・汚染水・処理水対策福島評議会がいわき市ワシントンホテルを会場に開催されました。本来であれば岩田和親経済産業副大臣が議長として参加するところ、国会出席の必要性から辻本圭助経産省福島復興推進グループ長を議長代理として、15市町村長、県漁業組合連合会、県商工会連合会、原子力災害対策本部 廃炉・汚染水・処理水対策チーム、原子力損害賠償・廃炉等支援機構、復興庁などの関係機関、東京電力ホールディングス株式会社廃炉推進カンパニー、福島復興本社の事業者、総勢50人が出席しました。広野町は、適正な原子力事故収束を図るためミスを起こさない組織運営、将来人材の育成を念頭においた体制づくりを求めました。
11月18日、いわきスポーツクラブ「いわきFC」が活躍しているJ2リーグシーズン終了に伴い、大倉智代表、田村雄三監督、所属選手及びスタッフら総勢33人が、ホームタウンへ今シーズンの結果報告に来訪されました。広野町から、来シーズンの活躍を祈念し広野産とんぼのめがね米を贈呈しました。
12月6日、大串正樹経産副大臣兼原子力災害現地対策本部長が、就任あいさつのため来訪されました。第二期復興創生期間後の支援体制、アルプス処理水の海洋放出、燃料デブリの取り出しなど確実な廃炉と住民理解の醸成、自立・帰還支援企業立地補助金の継続について、町と議会の合同要望書を渡邉議長と共に手交しました。
◇健康福祉課
10月8日、「広野町戦没者追悼式」を挙行し、ご遺族並びにご来賓参列の下、戦没者のご冥福を祈念するとともに恒久平和をお誓いいたしました。
11月2日、「ひろの秋まつり」の一環として、広野町中央体育館において、「健康まつり」を開催しました。広野町食生活改善推進協議会による減塩の啓発や、ふくしま心のケアセンターによるアルコールに関する啓発、血圧測定や体組成測定結果などを使用し、生活習慣改善に関する健康相談を実施したほか、放射線健康対策事業として原子力安全研究協会のホールボディカウンタ積載の大型バスによる内部被ばく検査を実施しました。
また、「生活習慣病とどのように向き合うか」を演題とした「医療法人社団養高会高野病院理事長 小澤典行様」による健康講演会を開催し、約30人の参加者が、町の健康課題に合わせた講話を熱心に聞いていました。
◇こども家庭課
10月5日、広野こども園の運動会を広野町中央体育館において開催しました。当日はあいにくの雨となりましたが、体育館内は子どもたちの歓声と熱気に包まれました。
11月11日、こども園幼年消防クラブによる防火パレードが、広野駅前通りにて行われました。当日は、こども園児、広野町消防団をはじめ富岡消防署楢葉分署、双葉警察署の皆さんも参加し、園児たちは手に持った拍子木を鳴らしながら、地域住民へ火の用心を呼びかけました。
11月15日、学校法人昌平黌いわき短期大学附属幼稚園と広野こども園との連携協力協定に基づき、大学講師とゼミ生による園児の運動能力測定を実施しました。測定結果を基に園児たちの運動能力の現状を把握し、今後の運動や遊びについて検討いたします。
11月28日、児童館において避難訓練を実施しました。当日は、地震災害に対する意識を高めるため、地震体験車を活用し地震の揺れを疑似体験しました。児童たちは、これまで映像などで見てきた地震の様子を実際に体験することで、身近なこととして捉えることが出来ました。
12月7日、広野こども園の発表会を開催しました。保護者の皆様には多数ご来園いただき、園児たちは踊りや劇など日々の練習の成果を元気よく披露しました。