くらし あの日を忘れないー「関東・東北豪雨」から10年ー

2015年9月10日、鬼怒川の堤防を決壊させ甚大な被害をもたらした、常総水害から10年の月日が流れました。この出来事は多くの市民にとって忘れられない経験となり、私たちに大切な教訓を残しています。しかし、時間の経過とともにその記憶は薄れ、被害を知らない世代も増えています。
そこで、今一度水害対策について考えてみませんか。防災意識を高め、地域の安全を守るための取り組みを進めていくことが大切です。あなたの一歩が、次の10年をより安心できるものにする力になります。私たち一人一人の防災への取り組みが、地域の安全を守り、未来の安心を築くことにつながります。過去の経験を未来の力に変えるために、防災への取り組みを進めましょう。

■警戒レベルに応じた避難行動を知ろう
警戒レベルと避難行動
市が出す避難情報について、内容を正しく理解し、レベルに応じた行動をできるようにしましょう。

■命を守るための備えです
水害に備えましょう
水害は予測できる災害です。
命を守るための備えを一緒に整えましょう!
(1)ハザードマップを確認
鬼怒川洪水、小貝川洪水などのハザードマップがあります。浸水想定区域や浸水継続時間などを確認しましょう。
※市のホームページに掲載しています。
(2)避難情報の入手手段確保
防災ラジオ、スマホ(LINE、防災アプリ等)、携帯電話(防災メール)、防災無線テレガイド(【電話】0296-44-3111)を活用しましょう。
(3)避難先を複数個所検討
市が開設する避難所以外にも、水害の危険のない親戚や知人宅、ホテル等への避難についてもあらかじめ考えておきましょう。
(4)ご近所で避難の話し合い
避難支援が必要な高齢者や障害のある方への声かけ・避難支援などあらかじめ話し合っておきましょう。
(5)避難リュックを準備
避難所で必要となる最低限のものをリュックに入れておき、「直前に入れるものメモ」をリュックにつけておく。(薬、入歯、メガネ等)避難所には水、食料、毛布以外の備蓄は限定されています。数日間は支援がなくても過ごせるように準備しておきましょう。
(6)我が家のタイムライン
台風等の最接近予測時から逆行的に何をするかを計画して、「逃げ遅れを無くす」「被害を少なくする」視点でもタイムラインを作りましょう。
記入する項目の例:「排水溝入口の掃除」「ガソリン満タン」「水・食料品・日用品の買い出し」等

■防災ラジオを活用しよう
280メガヘルツ防災ラジオを有償配布しています。防災行政無線の放送内容を受信し、聞き直し機能があります。
配布場所:市役所3階消防防災課
対象者および利用負担額:
[市内に住所を有する世帯主]
1台目2000円
2台目5000円
[市民税非課税かつ65歳以上のみで構成される世帯の世帯主]
1台目1000円
2台目4000円

■防災アプリのダウンロードを!
・スマホ用防災アプリ iPhone android
・携帯電話用防災無線放送メール
・防災ガイドブックハザードマップ
※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。