- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県利根町
- 広報紙名 : 広報とね 2025年9月号 No.738
■地震災害について理解を深めよう!!
▽震度とマグニチュード
「震度」とは、人が感じる揺れの強さを、計測震度計により観測したものです。「マグニチュード」は、地震の規模を表す尺度です。「マグニチュード」は1つの地震に対して1つの値が定められていますが、「震度」は震源から近いか遠いかで変わります。
・気象庁が発表する地震の震度は10階級となっています!
▽震源の深さ
地震が地上からどのくらいの深さで生じたのかを「震源の深さ」といいます。地震の規模(マグニチュード)が同じであれば、震源が浅いと強い揺れになりますが、その範囲は狭くなります。震源が深いと揺れは弱くなりますが、その範囲は広くなります。
例えば、阪神・淡路大震災は震源が浅かったので狭い範囲で強い揺れとなりました。
▽前震・本震・余震
一連の地震活動で、大きな地を「本震」、その後に発生する地震を「余震」と言います。本震の前に「前震」と呼ばれる地震が発生する場合もあります。前震・本震・余震の区別は、一連の地震活動が終わるまでわからないため注意が必要です!
▽住宅密集地は大規模火災に注意!
大きな地震が発生した後、被災地では大規模な火災がたびたび発生しており、建物密集度が高いほどより大きな被害となります。近年では、地震火災の発生理由として「電気関係による通電火災」が過半数を占めています。
通電火災は、停電後、電気が復旧した際に、損傷した電気設備や配線、倒れた電気機器が原因で発生します。
未然に火災を防ぐためには、停電時に自宅のブレーカーを切ったり、感震ブレーカーの設置が有効です。
▽地震ハザードマップ
町公式ホームページにて地震ハザードマップ(ゆれやすさマップ・液状化マップ)を掲載しています。
本紙掲載の二次元コードから読み取ることができますので、ご自身の住んでいる場所を確認してみましょう!
問い合わせ:防災危機管理課 防災係
【電話】68-2211(内線322)