くらし ひとまちPhotoニュース

■#1 貝合わせとおひな様めぐり
桃の節句にちなんだ展示会が川越仲町観光案内所を含め、市内8か所の会場で開催されました。会場の一つ仲町観光案内所ではおひな様の展示のほか平安時代からの遊び「貝合わせ」の貝も展示。貝は2枚貝のハマグリで、絵が描かれた内側を表にして並べ、ペアとなる2枚を当てる遊び。百人一首など、紙製のカードゲームのルーツとも言われているそうです。主催者であり、さまざまな歴史的資料をコレクションする伝統文化貝絵文化協会代表・吉武克敏(よしたけかつとし)さんは「川越には伝統文化を残していくべき」と着物文化などについても熱く語ってくれました。今年で9回目となるこのイベント、会場ごとに展示期間が異なりますので来年の桃の節句にはぜひチェックしてみてください。

■#2 開館1周年!!コエトコぴか市
今年4月に開館1周年を迎えるコエトコ(文化創造インキュベーション施設)で3月9日に記念イベントが開催されました。コエトコでは川越で活動を目指すクリエイターの支援としてオフィスを提供しており、その入居クリエイターによるトークセッションや、施設の歴史や建物をめぐる案内ツアー、高齢男性の社会参加を目的としたパン教室の受講生によるパンのふるまいなど、夕方までさまざまなイベントで賑わいました。入居クリエイターのイルミネーションデザイナー・横山麗子(よこやまれいこ)さんは「川越をイルミネーションのまちにして夜の観光を盛り上げたい」、(株)アトリエミミナ代表取締役・斉藤敦士(さいとうあつし)さんは「川越はゲーム制作に最適な町、地域の人と交流しながら制作に取り組みたい」と川越での展望を語りました。