- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県行田市
- 広報紙名 : 市報ぎょうだ 令和7年4月号No.946
■令和7年度から国民健康保険税の税率および賦課限度額が変わります
国民健康保険の財政運営の責任主体は、平成30年度から埼玉県が中心的な役割を担っています。その仕組みとして、埼玉県が医療費を全額負担し、本市は医療費に見合った納付金を埼玉県に納めています。
近年は国民健康保険の被保険者数が減少傾向にあり、それに伴い保険税収入が減少しています。一方で、1人当たりの医療費は被保険者の高齢化や医療の高度化などの影響により増加傾向にあるため、納付金の1人当たり負担額が増加しています。
また、埼玉県では、県内市町村の異なる保険税率について、令和9年度に収納率以外の項目を統一することを目標としています。
そのため、市では急激な負担増に配慮しながら国民健康保険財政の安定した運営を図るため、次のとおり令和7年度に保険税率を改正します。
国民健康保険税の税率
賦課限度額
▽定期的な健(検)診や保健事業を活用し、病気の重症化を防ぎましょう
1人当たりの医療費が年々増加していく中、市民の皆さんが健康であることが増加する医療費の抑制につながります。
本市では、特定健康診査、特定保健指導など、皆さんの健康の維持・増進のためにさまざまな保健事業を実施していますので、ご活用ください。詳細は、市ホームページなどをご確認ください。
問い合わせ:健康課
【電話】内線291
■人間ドック・脳ドック検査料を助成します
対象:令和7年4月1日以降に受検し、次の条件を全て満たす方
▼行田市国民健康保険
・行田市国民健康保険の被保険者で、受検日において加入してから4カ月以上経過している方
・受検日において満35歳以上の方
・国民健康保険税を完納している世帯の方
・特定健康診査を受診していない方
▼後期高齢者医療保険
・埼玉県後期高齢者医療保険の被保険者で、市内に住所を有する方
・後期高齢者医療保険料を完納している方
・後期高齢者健康診査を受診していない方
▼検査種別・項目
▽人間ドック
▽脳ドック
問診、血圧測定、MRI、MRA
▽併診ドック
人間ドックと脳ドックを合わせた検査項目
※上記の項目に追加したオプションなどへの助成はできません。
※人間ドックと脳ドックを同じ医療機関で同時に受検する場合は、併診ドック扱いとなります。
▼助成金額
▽指定医療機関の場合
▽指定医療機関以外の場合
検査料は医療機関が定める額、助成金は指定医療機関と同額
▼注意事項(必ずご確認ください)
・検査項目は全て受検してください(全ての検査項目に対する検査料の助成のため、自己判断で検査項目を受検しなかった場合、助成はできません)。
・人間ドックおよび脳ドックを別々に受検する場合でも併診ドック扱いとなり、助成金額は4万円が上限となります。
・人間ドック・併診ドックと特定健康診査は選択制となります。誤って両方を受けてしまった場合、特定健康診査の費用(9,658円~1万2,793円)を返還していただくことになります。
・検査費用が助成金額を下回った場合は、検査費用が助成の上限額となります。
・食道・胃の検査は、バリウムによるレントゲン検査または胃カメラの選択となります(詳細は各医療機関にご確認ください)。
・人間ドックと市の胃がん検診(バリウムおよび内視鏡検査)および大腸がん検診の併用はできません。
・検査内容によっては、別途追加料金が発生する場合がありますので、医療機関にご確認ください。
・受検日当日、社会保険などに加入されている方(さかのぼって加入した場合も含む)や市外に転出された方は受検できません。誤って受検した場合は助成額を返還していただきます。