- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県朝霞市
- 広報紙名 : 広報あさか 2025年8月号
■議会からのお知らせ
●議会中継・録画配信
市議会では、インターネットで本会議における会議の模様をライブ映像および録画映像により公開しています。
●議会の詳細は会議録で
市議会の審議内容を詳しくお知りになりたい方は、市政情報コーナー(市役所別館4階)のほか、図書館または各公民館図書室で会議録をご覧ください。市ホームページからもご覧いただけます。
なお、常任委員会の会議録も図書館または市ホームページからご覧いただけます。
※今回の会議録は、8月下旬に公開を予定しています。
●議会の傍聴について
本会議は公開されていて、どなたでも傍聴できます。傍聴は市議会の活動状況を直接知ることのできる身近な方法です。
●意見書について
市民の生活環境の改善や、福祉の増進を図るためには、市の力だけでは解決できない諸問題があります。このようなとき、市議会では、国や県などの関係行政庁などに対して、意見書を提出することができます。
●請願・陳情について
請願や陳情は、市民の皆さんが直接市政などに関して、議会に要望できる制度で、政治に皆さんの声を反映させる役割を持っています。
請願・陳情はどなたでも提出することができ、提出された請願は所管の委員会で執行者の考えなどを聞いて、慎重に審査されます。
委員会での結論の出た請願は、本会議で最終的に採決が行われ、その結果を請願の提出者にお知らせしています。また、採択の場合、その結果を関係行政機関に送付します。
請願・陳情は文書で提出する必要があります。件名、要旨、理由、提出年月日、住所を記載のうえ、署名または記名押印してください。
内容は、市の仕事に関することや公益に関するものとしてください。
要旨は重要な部分なので、その内容は、理解しやすい文章で、理由や説明をはっきり記載してください。2つ以上の理由や説明がある場合は、なるべく箇条書きにしてください。
施設の建設や道路など場所に関する請願(陳情)には、略図等参考資料を添付してください。
法人など団体の場合は、名称、事務所の所在地以外に代表者の署名または記名押印が必要です。
請願者(陳情者)が多い場合には、請願書(陳情書)に署名簿を添え、表紙には代表者だけを記載し、「ほか〇人」としてください。署名簿には、署名者の住所を記載のうえ、署名者ごとに署名または記名押印してください。
紹介議員は請願の提出要件となっていますので、表紙に紹介議員1人以上の署名または記名押印が必要です。陳情の場合は不要です。
請願については、審議の結果を請願提出者にお知らせします。
請願書に記載された個人情報は、議会の審議のために用いるとともに、会議録や朝霞市議会のホームページ等に掲載されるほか、行政文書として情報公開の対象となります。
請願の受け付けは、いつでも行いますが、定例会の開会7日前の午後5時までに提出されれば当該定例会で審査されます。
●定例会と臨時会
市議会の会議には、定例会と臨時会があります。定例会は、毎年3月、6月、9月および12月の年4回開催されます。詳細な会期予定については、開会予定日の5日前に開催される議会運営委員会で協議され、協議終了後朝霞市議会のホームページ等で公表しています。
臨時会は、次の定例会までの間に議会の議決が必要となる特定の事件に限って招集されるもので、原則として、告示された特定事件に限り審議することになります。
市議会の招集は、市長が行いますが、議会運営委員会の議決を経るか、議員定数の4分の1以上の議員から招集の請求があったときは、市長は臨時会を招集しなければなりません。
●市議会の役割
▽市議会
地方公共団体は、私たち市民が毎日生活していくために必要な道路の整備、ごみの処理、飲料水の供給や下水道の整備、子どもたちが通う学校や図書館の運営等々、多くの重要な仕事をしています。
こうした事業を行ううえで、地方公共団体には事業を進める側と、その事業の内容を審議し、地方公共団体の意思を決定する機能の2つの機関が存在しています。
前者を市長等によって代表される執行機関、後者を議事・議決機関と言い、市議会が設置されています。
議事・議決機関としての市議会は、市民の皆さんから選挙によって選ばれた議員で構成され、会議は合議制となっています。
市議会は、事業の決定や推進に当たり、市民に代わって、市民の意思を市政に反映させ、市民生活の中でいろいろな問題の解決を図る重要な役割を担っています。
これは、代議員による間接民主制と言われています。
▽市議会と市長
市長は、事業を策定・計画し、議会の議決により賛意を得られたものについて執行することになります。
したがって、両者の意思が一致したものが、行政として実施に移されるわけです。
よって、市長と市議会は、お互いに独立した組織として均衡と抑制を保ち、よりよい関係のもとで、よりよい市政を進めるようにしています。