健康 健康日本21幸手計画(第4次)

■自分の血圧を知っていますか?
◇血圧ってなに?
心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことで、心臓が収縮して血液を送り出す時の圧力を「収縮期血圧(最高血圧)」、心臓が拡張する時に血管にかかる圧力を「拡張期血圧(最低血圧)」といいます。

◇日々の血圧測定で数値の把握をしよう
◎血圧の正しい測り方
(1)朝起きたら、トイレを済ませて安静にして測定。何か作業を始める前に測定することが理想的。
(2)就寝前にも安静にして測定。

◇測定時のポイント
(1)測定時は背もたれにもたれてリラックス。
(2)カフの中心を心臓の高さと同じにする。
(3)手の力を抜いて手のひらを上向きにする。

◇血圧に一喜一憂しない
血圧は、1日の中でも変動します。毎日同じ条件で、リラックスした家庭血圧を測定することが重要です。5~7日測定して平均した値で評価しましょう。家庭血圧が135/85mmHg以上であれば高血圧関連疾患のリスクが高くなりますので、医療機関に相談しましょう。幸手市では、男女とも血圧が年々上昇傾向にあります。令和3年度には最高血圧(収縮期血圧)の平均値で男性が131・8mmHg、女性が129・6mmHgとなっています。市民一人ひとりが高血圧予防に取り組むことが大切です。

◇脳血管疾患や心疾患を予防するための一歩
血圧の変動が大きくなることで、血管に負担をかけさまざまな病気を引き起こします。脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患、心筋梗塞などの心疾患を予防するために、家庭血圧を測定することから始めましょう。