- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県伊奈町
- 広報紙名 : 広報いな 2025年9月号
■周りの方が異変に気付くことができます!
「認知症」早期発見のめやす いくつ当てはまる?
日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる言動を、「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
いくつか思い当たることがあれば、一応専門家に相談してみることがよいでしょう。
▽もの忘れがひどい
1.今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
2.同じことを何度も言う・問う・する
3.しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4.財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
▽判断・理解力が衰える
5.料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
6.新しいことが覚えられない
7.話のつじつまが合わない
8.テレビ番組の内容が理解できなくなった
▽時間・場所がわからない
9.約束の日時や場所を間違えるようになった
10.慣れた道でも迷うことがある
▽人柄が変わる
11.些細なことで怒りっぽくなった
12.周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13.自分の失敗を人のせいにする
14.「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
▽不安感が強い
15.ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16.外出時、持ち物を何度も確かめる
17.「頭が変になった」と本人が訴える
▽意欲がなくなる
18.下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
19.趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20.ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
出典:(公社)認知症の人と家族の会
■ひとりで悩まず、相談を
▼地域包括支援センター
専門職のスタッフが連携を取り、高齢者を総合的に支援しています。高齢者本人やご家族だけでなく、近所に住んでいる方からも相談や情報を受け付けています。
▽中部・北部地域の方
伊奈町地域包括支援センター
【電話】720-5656
▽南部地域の方
南部地域包括支援センター
【電話】795-4900
医療機関・介護サービス・地域の支援機関をつなぐ認知症地域支援推進員や認知症の方・その家族を速やかに適切な医療介護などの支援につなげる「認知症初期集中支援チーム」を地域包括支援センター内に設置しています。
▼認知症疾患医療センター(一部抜粋)
電話・面談などによる相談や専門家による鑑別診断と、それに基づく初期対応および合併症や周辺症状への対応などを行っています。
埼玉県済生会鴻巣病院 【電話】048-501-7191
久喜すずのき病院 【電話】0480-23-3300
埼玉精神神経センター 【電話】857-6811
▽民間の相談窓口
認知症の人と家族の会(埼玉県支部)
【電話】814-1210(月・水・金・土曜日10時~16時)
【FAX】814-1211(随時)
・認知症の電話相談(認知症の人と家族の会本部)
【電話】0120-294-456(月~金曜日10時~15時)、
【電話】050-5358-6578(携帯からかける場合)
▽若年性の方
・若年性認知症コールセンター(認知症介護研究・研修大府センター)
【電話】0800-100-2707(月~土曜日10時~15時、水曜日は19時まで)
・若年性認知症サポートセンター
【電話】814-1212(月~金曜日9時~16時)
問合せ:いきいき長寿課
【内線】2126