- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都国立市
- 広報紙名 : 市報くにたち 令和7年10月20日号(第1401号)
◆セットバックとは
建築基準法では、建築物の敷地に接する道路の幅員は4m以上であることと定められています。セットバックとは、幅員4m未満の道路に接する土地に建物を建築する場合、道路の中心から2mの幅を確保できるように敷地の境界線を後退させる(道路の両側が宅地の場合)ことを指します。
セットバックした部分が、「公共の用に供する道路」として確認ができる場合は、翌年度より固定資産税・都市計画税が非課税となります。ただし、セットバックした部分の敷地に鉢植えなどの障害物を置くなど、不特定多数の利用が妨げられる場合は、対象外です。また、分筆(登記上で一つの土地をいくつかに分けること)をせずに、そのまま道路として使用されている土地(隅切り等も含む)についても、申告に基づき現地調査を行い、公衆用道路として確認できるものは、翌年度より非課税となります。
4月に郵送した固定資産税・都市計画税課税資産明細書にある土地の現況地目の欄が、「公衆用道路」となっている場合は、すでに非課税となっています。
申込み:申告書(問合せ(1)にて配布)にセットバック部分等の面積が分かる測量図面を添付のうえ、原則12月26日(金)までに、問合せ(1)まで持参
※セットバック等の部分を分筆し、かつ現況が公衆用道路の場合は、申告不要です(すでに非課税として評価しているため)。
◆ご活用ください 狭あい道路の拡幅整備助成金制度
セットバック部分の寄附または無償貸与により、市道の拡幅にご協力いただく場合、測量、移転等工事に必要な費用の一部を助成します。詳細は、問合せ(2)までお問い合わせください。
対象:幅員が4m未満の狭あい道路に接するなど一定の条件を満たす土地
助成金額:測量、移転等工事に各最大50万円
問合せ:
(1)課税課固定資産税係行政
(2)南部地域まちづくり課計画整備係
