- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県川崎市
- 広報紙名 : かわさき市政だより 2025(令和7)年7月1日号
◆いよいよジャンプロープの世界大会が川崎にやってくる!
Event
7月27日日曜からカルッツかわさきで!
世界各国の国内予選を勝ち抜いてきた代表選手による、ジャンプロープ競技の世界選手権大会が、7月下旬から8月初旬にカルッツかわさきで開催されます!
まち全体で若者が挑戦できる環境があり、多くのトッププレーヤーを輩出してきた川崎だからこそ、国内で初の世界選手権大会を誘致することができました。
ジャンプロープとは…「縄跳び」のこと。1人で跳ぶシングルロープや2本のロープを使い複数人で行うダブルダッチなど、さまざまなスタイルがあり、スキルや表現力を競うスポーツとして若者に人気があります。
実際の競技の動画は日本ジャンプロープ連合YouTubeで
▽競技の魅力や大会の注目ポイント
30秒でジャンプできた回数を競う「スピード」や、音楽に合わせてショーを披露する「ダブルダッチコンテスト」など、さまざまなジャンプロープ競技が楽しめます!
ロープを回す人と跳ぶ人の息のあったパフォーマンスは必見!
大会期間中は、約30の国と地域の代表選手、約2,000人が川崎に集まり、熱い戦いを繰り広げます。
大会に合わせて開催されるイベントでは、実際のジャンプロープを体感できます!
▽大会の開催情報
WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025
7月27日~8月3日 カルッツかわさきで
申し込み:ホームページで国際ジャンプロープ連合(IJRU)。[先着順]
大会の模様はネット配信あり。チケットなどの詳細は同連合ホームページで。
問い合わせ:市民文化局市民スポーツ室
【電話】044-200-1722【FAX】044-200-3599
▽大会前日にはイベントを開催!
大会前日の7月26日土曜には、ラゾーナ川崎プラザルーファ広場でジャンプロープのチャレンジ企画や無料体験会などのイベントを開催します!みんなでジャンプロープで盛り上がろう!
◆日本代表選手 市川快(KAI)さんにジャンプロープの魅力について聞いてみました!
Interview
“こんなにピース(平和)なスポーツはない”
ーー昨年のアジア選手権に続き、今回もダブルダッチの選手として大会に参加されますが、参加を決めた理由について教えてください
大会の開催地が川崎というのが大きいです。ダブルダッチは川崎と共に発展してきたスポーツだと思っています。市ともつながりのある自分がダブルダッチのために何ができるだろうかと考えた際に、自分が市と業界、子どもたちなど、みんなをつなぐ“ハブ”になることで、より多くの人にダブルダッチを知ってもらいたいと思い、出場を決めました。
ーージャンプロープの魅力について教えてください
まず、団体競技である、ダブルダッチの魅力は「一人じゃない」ということだと思っています。ロープを回す人、跳ぶ人の最低3人がそろわないとできない競技であり、お互いを思い合って掛け算をしていくことで先に進むことができます。一方で、シングルロープはダブルダッチと違い、自分と向き合いながら成長していく競技。この2つが掛け合わさった時に、人にも自分にも向き合うことができ、それが人間としての成長につながると考えています。こんなにピース(平和)なスポーツはないなと思います。
ーーKAIさんから見た川崎の印象について教えてください
一言でいうと「最高だな」という印象です。今ではストリートスポーツは日常の中にも少しずつ浸透してきていますが、10年前は全くそんなことはなく、むしろ毛嫌いされていました。そんな中でも、市は誰よりも早く一緒にこの文化を応援しようとしてくれ、片時も見捨てることはなかった。
“川崎といえばストリート”と認識されるようになりましたが、それは市の後押しなしでは成し得なかったことだと考えています。自分たちの文化は市と共に発展してきたものであり、本当に感謝しています。
ーー最後に読者に一言お願いします。
市と共に成長してきたジャンプロープの世界選手権大会が川崎で開催されることは、川崎にとって一つの大きな節目になると思います。実際に競技を見て、熱気を肌で感じてもらうことで、より魅力が伝わると思うので、ぜひ皆さんには会場に足を運んでいただきたいです。
▽KAIさん
Profile
REG STYLE、CAPLIOREの2団体に所属。2017年~2019年には「ダブルダッチコンテストワールド」において、「REG STYLE」のメンバーとして世界3連覇を果たす。昨年は新たに「HEARTS」というチームを結成し、見事世界一の座に返り咲いた。今回の世界選手権大会には、チーム「FORTH」の一員として出場し、世界一の座を目指す。
カワサキ文化会館オープン後は、同施設でダブルダッチ教室「JUMPS KAWASAKI」にて後進の育成にも取り組んでおり、ストリートカルチャーを、ひいては若者文化を知ってもらえるよう市と共に発信しながら日々さまざまな活動を行っている。
問い合わせ:市民文化局市民スポーツ室
【電話】044-200-1722【FAX】044-200-3599