くらし 令和7年度予算概要 つながりを力に、未来のまちづくり(1)

本市は人と企業に選ばれるまちとして、昭和・平成・令和の時代を通して飛躍的な発展を遂げてきました。
中新田丸田地区土地区画整理事業や市役所周辺の民間開発などが進むことで、元気な海老名を次世代へつなげる「まちづくり第2ステージ」が本格始動します。今後は市役所周辺環境も大きく変化することから、スピード感を持ってまちづくりに取り組みます。
今年度の予算は、市民・企業・近隣自治体など、さまざまな人との「つながり」を強固なものとし、市民サービスの質の向上とより豊かで魅力あるまちを目指して、「つながりを力に、未来のまちづくり」をテーマに編成しました。

■令和7年度予算額
一般会計に特別会計と企業会計を加えた予算総額は約891億900万円です。4年連続で増加し過去最大となりました。

■一般会計予算の内訳
一般会計予算額は前年度と比較し、84億3800万円、16・6パーセント増の593億2900万円となりました。歳入は市税の全ての税目で前年度より増加しました。歳出は中新田丸田地区土地区画整理事業や(仮称)大谷・杉久保地区公園整備事業の進捗(しんちょく)により土木費が増加したほか、子育て支援施設型給付費や(仮称)障がい者ケアセンター建設事業の進捗により民生費が増加しました。

■市民1人当たりの予算の使い道(目的別経費)
1人当たり総額:42万1,481円
総務費:4万7,492円
民生費:19万1,544円
衛生費:2万8,981円
土木費:3万8,385円
消防費:3万2,775円
教育費:4万3,763円
その他:3万8,541円
※住民基本台帳の令和7年1月1日時点の人口14万763人を基に算出

■用語説明
人件費…市長や市職員の給与・議員や会計年度任用職員の報酬など
扶助費…障がい者や高齢者への支援・生活保護費など
公債費…市の借金である市債の返済に充てる経費
物件費…消耗品・業務委託料など
補助費等…各種団体への補助金など
普通建設事業費…道路などの整備や建物の建設に関する経費