- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県南魚沼市
- 広報紙名 : 市報みなみ魚沼 令和7年5月号
■重点事業の概要と予算額
新規・拡充事業を中心にピックアップしました
[1]保健・医療・福祉
まちづくりの目標:地域ぐるみでつくる健康・福祉・子育てのまち
◇保育料・副食費無償化事業
[新規]1億5,118万円
子育て世帯の経済的負担を軽減するため、保育料の完全無償化を実施します。また、副食費を原則無償化(私立保育園などの副食費は、市立保育園の副食費と同額までを助成)し、「若者が帰ってこられる、住み続けられるふるさと」の実現を進めます。
◇予防対策事業
[拡充]2億3,185万円
帯状疱疹ワクチン接種が定期接種となりますが、対象外となる年齢の人にも市独自での助成を継続します。また、小児インフルエンザや、おたふくかぜのワクチン接種の助成事業を新たに開始し、若年層への予防接種の普及と負担軽減を図ります。
[2]教育・文化
まちづくりの目標:学ぶ喜び・文化をはぐくむ喜びのあるまち
◇統合給食センター建設事業
[継続]6億7,662万円
令和5年度から令和7年度までの継続事業で、旧大巻小学校グラウンド跡地に大和学校給食センターと六日町学校給食センターを集約した新たな統合給食センターの整備を行っています。今年度の工事で施設は完成となり、令和8年度から供用開始を予定しています。
◇地域クラブ活動移行支援事業
[拡充]2,320万円
中学校の部活動地域移行について、嘱託指導主事を配置し、学校と地域クラブとの連絡調整の事務を行います。認定地域クラブとして活動するクラブに対し、設立時の支援として市の単独事業の補助制度を創設・実施します。
[3]環境共生
まちづくりの目標:豊かな自然を守り、そして共に生き、100年後に引き継いでいくまち
◇広域ごみ処理施設建設事業
[拡充]7億3,255万円
新ごみ処理施設に関する要求水準書などの詳細を定め、令和8年度中の事業者選定に向けた各種作業を進めます。また、建設予定地にある旧し尿処理施設などの解体工事を実施します。
[4]都市基盤
まちづくりの目標:住みたい、住み続けたいまち
◇市民バス運行事業
[拡充]9,944万円
市内の交通空白地域に公共交通サービスを提供するため、市民バスとデマンド型市民バスを運行します。また、市民バス運行事業者(路線バス含む)の運転手確保に向け、事業者に対し、第二種運転免許取得などに係る費用の補助を行います。
◇公共交通確保維持改善調査事業
[新規]800万円
南魚沼市地域公共交通計画に基づき、公共交通ネットワーク再編に向けた具体的な方針検討を行います。
[5]産業振興
まちづくりの目標:豊かな自然を活かし、自然や人にやさしく力強い産業のまち
◇農業振興対策補助事業
[拡充]3,831万円
南魚沼産コシヒカリの安定した生産と品質の確保を図るため、農業施設・機械の導入や安全・安心米づくり推進協議会などによる農業振興対策事業の実施、新規就農者の支援を行います。また、新たに市独自で農業機械の更新・購入補助を行います。
◇商工業振興補助事業
[拡充]5,600万円
合併する商工会への補助、産学金官で組織する地域産業支援連絡協議会への支援、創業支援補助金や中小企業の従業者の研修受講料補助金のほか、商工業支援を行います。
また、新たに雪冷熱を利用する事業の設備投資に対する支援を行います。
[6]行財政改革・市民参画
まちづくりの目標:世界にひらく市民が誇りをもてるまち
◇防災対策事業
[拡充]3,206万円
災害が発生した際に衛生的なトイレが提供できるよう、温水洗浄便座トイレ5基を備えたトイレトラックを導入します。福祉避難所として活用する予定の新健診施設を中心とする一帯の防災力の向上を図るため、市民病院敷地内に防災倉庫を設置します。
◇地域活動支援事業
[拡充]8,368万円
地域おこし協力隊を増員し、地域づくり協議会や地域団体の事業の活性化を図ります。また、首都圏の企業の社員を職員として派遣してもらうことで専門的なノウハウを得ることができる地域活性化起業人制度を新たに実施します。
大学生などの休暇に併せ、地元の事業所で働きながら交流をする滞在プログラム「ふるさとワーキングホリデー」を継続して行い、関係人口の拡大を進めます。
◆ふるさと応援活用基金を活用して実施する事業
全国のみなさんからご寄附いただいたふるさと納税寄附金を積み立てた「ふるさと応援活用基金」を活用して実施する、ふるさと応援活用基金事業の一部を紹介します。
問合せ:財政課
【電話】773・6671