- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県氷見市
- 広報紙名 : 広報ひみ 令和7年9月号
認知症は記憶や判断力に影響を与えますが、何も感じなくなるわけではありません。認知症の人は自身の変化に戸惑いや不安を感じています。行動の背景にある気持ちを理解し、心に寄り添いましょう。
認知症を正しく知り、理解し、認知症になっても安心して暮らせるようにしましょう。
■認知症の人の行動と気持ち
○不安、落ち着かない
「何が起きているの?」
○意欲低下、ひきこもり
「話についていけない…」
○イライラ、とりつくろい
「失敗を認めたくない」
■認知症の人への接し方
接し方を工夫することで穏やかに過ごすことができるようになります。
○尊厳を大事にした対応を!
気持ちを理解し、プライドを傷つけないようにしましょう。
○ゆっくり、わかりやすい言葉で1つ1つ話しましょう!
理解に時間がかかります。複数のことを同時に言われると混乱してしまいます。
○「できないこと」を「できない時」にお手伝いしましょう!
認知症になっても全てのことができなくなるわけではありません。
■認知症かな?と思ったら
早期の相談、受診が大切となります。まずは、かかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医がいない場合や受診が難しい場合などは、下表の相談窓口までご相談ください。
○早期受診のメリット
・一時的な症状、別の病気の場合もある
・治療により進行を遅らせることができる
・本人の希望を確認するなど今後の生活の準備ができる
・詳しくは市ホームページをご覧ください。
・9月のもの忘れ・認知症相談会は本紙P18をご覧下さい
問合せ:地域包括支援センター
【電話】74-8067