くらし 【特集】目指せ!砺波型サスティナブル社会(2)

■地域一体でゼロカーボンシティを目指すみんなの取り組みInterview

◆食材の切れ端を商品化
(株)柿里商店 佐藤さん

製造時に出る麺の切れ端を「なんとかしたい」という想いで、商品として活用しました。切れ端の一部は、フードバンクを通して子ども食堂にも提供し、フードロス削減に取り組んでいます。

◆散居景観保全の支援活動
カイニョお手入れ支援隊 松田さん

核家族化が進み、高齢者だけの世帯ではカイニョの管理が難しくなっています。そこで「カイニョは地域で支援して守っていく!」ようになることを目指して、ボランティアを結成して活動を行っています。

◆廃材を活用した椅子を製作
(株)ワイケーコウキ 細森さん

SDGs推進の一環で、4年前から廃棄予定のドラム缶や運搬用パレットを活用して椅子等を製作しています。実は、チューリップフェア連携イベント「チューリップフライト」の待合所にも設置されています。

◆宅配ボックスを設置し再配達削減
市民 小幡さん

再配達の手配をしなくてよくなり、時間の節約にもなりました。再配達は結構なエネルギーがかかるそうなので、環境にも優しい上に、配達の方への申し訳なさが減り大満足です。

■みんなの取り組み募集中!
ご家庭や職場、地域で実践している「環境にやさしい取り組み」をぜひ教えてください!ご応募いただいた方の中から、取材のうえ「広報となみ」でご紹介します。取り組み内容を市民生活課までメール([email protected])でご連絡ください!

◆地域一体のカーボンニュートラル推進
北陸電力(株)となみ野営業所 野原さん

企業やご家庭向けに、太陽光発電、空調・給湯等の省エネ設備、蓄電池、電気自動車を組み合わせた脱炭素化と災害対策の両立を推進しています。(写真は市内のお客さまに設置した太陽光発電設備)

◆街路灯・施設等の照明のLED化
市民生活課 石黒 班長

令和5年度に市が管理する道路照明灯をリース方式によりLED化しました。令和7年度には、文化会館や美術館、地域体育館といった施設のLED化を行い、市全体で省エネ化を進めていきます。

■脱炭素な暮らしは「一石三鳥」
脱炭素につながる新しい暮らし、それは「地球」、だけでなく、「お金」と「時間」にも優しい生活です。どんな行動でどれだけ「お金」と「時間」が節約できるのかご紹介します。
◆クールビズ・ウォームビズ
家庭でも職場でも機能性素材を用いた快適な服装で作業効率をあげて時間を削減。そして、暖房設定温度の見直しにより約3,900円/年お得になります。

◆電気のLED化
経済的で取換えの回数が蛍光灯の1/7になります。調光調色で快適に省エネになり、電気代が約2,900円/年お得になります。

◆エコドライブ
速度や車間距離を自動で保つアシスト技術を活用することで、ガソリン給油回数も減り、約9千円/年お得になります。

脱炭素な暮らしは…
お金(年43万円)と時間(年388時間)もお得に!!

参考:環境省HP「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」(詳細はQRコード)
※QRコードは、本紙P.5をご覧ください。

■応援
脱炭素な暮らし応援します

ゼロカーボンシティの実現に向けて、様々な取り組みを通じて皆さんの脱炭素な暮らしを応援します。

◆小さな行動を大きな力に
未来の世代に、この素晴らしい砺波市の景観と暮らしを引き継ぐために、一人ひとりができることから始めていきましょう。砺波型サスティナブル社会の実現は、小さな行動の積み重ねによって生まれます。「まだ遠い話」と思わずに、今日からできる一歩を踏み出してみませんか。

◆砺波サスティナブルな住宅を
◇住宅取得支援
最大137.3万円
転入若者世帯や転入子育て世帯を対象に、住み続けてもらうための支援を目的として、新築や中古の住宅の取得費用を助成します。

◇三世代同居・近居住宅支援
最大137.3万円
三世代同居や三世代近居のための新築工事等(建売住宅や中古住宅の購入を含む)、増改築工事費(リフォーム工事含む)の一部を補助します。

◆支援額がパワーアップ
令和7年度から「となみサスティナブル住宅」の要件を満たした場合、基本額107.3万円に最大30万円をオプション加算します。
加算30万円
基本額107万3千円

▽オプション加算(最大30万円)
GX加算:10万円
空き家加算:10万円
散居景観加算:10万円
子育て加算:10万円