くらし 災害時に備えて個別避難計画を作成しましょう。

近年多発している災害において、高齢者や障がい者など自力での避難が困難な方(以下「避難行動要支援者」といいます。)が大勢被害に遭われています。
市では、災害時に避難行動要支援者の皆さまの迅速・安全な避難行動の実現のため、あらかじめ、いつ・誰と・どこに避難するか、避難時の支援者は誰かなどを記載した「個別避難計画」の作成、共有の取組を進めています。

■同意書提出のお願い
作成対象者の方へ個別避難計画の作成に関する同意書を7月上旬に送付しました。
災害時に備えるための大切な計画です。
計画の作成を希望する方は速やかに同意書の提出をお願いします。

○個別避難計画作成対象者
(1)要介護1~5の認定者
(2)身体障害者手帳1~2級を有する方(ただし内臓疾患除く)
(3)身体障害者手帳1級を有する方で、腎臓疾患(透析患者)に該当する方
(4)療育手帳Aを有する方
(5)精神障害者保健福祉手帳1~2級を有する方で単身世帯の方
※その他支援を必要と判断し、申請を行った方

■避難支援(避難支援等実施者)へご協力のお願い
○避難支援等実施者とは
災害が発生しそうな場合や発生した際に、避難行動要支援者への声掛けや避難のお手伝いなどの支援に携わっていただく方です。安全が確保できる範囲内で避難の際に一声掛けていただく、安否を確認し誰かに伝えていただくだけでも立派な支援になります。
しかし、「災害時自分がどこまで支援できるのか不安である」や、「氏名を記載することで責任を感じてしまう」などの意見があり、避難支援等実施者の確保が困難な状況です。

○避難支援等実施者になっていただける方へ
・まず、ご自身や、ご家族の安全を最優先に考え、無理のない範囲で支援をお願いします。
・個別避難計画は、支援いただける方に、法的な義務や責任を負わせるものではありません。
・災害発生時には、支援者ご自身も被災される可能性があるため、避難行動要支援者の避難を保障するものではありません。支援者にはできる範囲で協力をお願いします。

■地域の皆さまへのお願い
災害発生直後、行政や消防などの避難支援には限界があります。そのため、地域による助け合いがとても重要です。避難支援等実施者の欄には、個人名以外に、○○区長、○○組長や○○委員など役職名でも構いません。ひとりで背負わず必要に応じ支援は複数で行ってください。地域のみんなで大切な人の命を守るために、避難支援等実施者について協力の依頼があった際は、できる範囲で構いませんので、お引き受けいただけますようお願いします。

問合せ先:福祉総務課 福祉総務担当
【電話】055-262-1271