- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県木祖村
- 広報紙名 : 広報きそ 392号(令和7年9月25日発行)
毎年のように発生する、大雨、台風、地震等による被害。これら自然災害から命を守るためには、日ごろから防災知識を身につけ備えをしておく、そして、災害発生のおそれがある場合には防災情報をキャッチして迅速に避難することが大切です。
災害はいつなんどき発生するかわかりません。自分自身の命は自分で守ることが大切です。
今一度、この機会に家庭内で備蓄品などの確認をしてみるのはいかがでしょうか。
■災害時の備え
いつ起こるかわからない台風や地震、大雨などの大きな災害。いざ災害が発生すると、電気、ガス、水道などのライフラインが使えなくなったり、道路ががれきで塞がれたり水没したりして、物流が機能しなくなったりするおそれがあります。過去の災害を見てみると災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースがほとんどです。このため、最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を家庭で備蓄しておくことが重要です。
■どれだけ備蓄すればいいの?
家庭の人数や好みに応じた備蓄内容や量を検討しましょう。
◇備蓄例
・飲料水 1人1日3L程度
・カセットコンロ、ボンベ 1人1日1本弱程度
・携帯食・非常食(チョコレート・クラッカー・缶詰・栄養補助食品等)1日3食分
・毛布、寝袋、新聞紙、ガムテープ、トイレットペーパー、ロープ、スコップ等の工具
■村の備蓄品
村では防災倉庫を転作研修センター、老人福祉センター、菅公民館に設置して、飲料水や食料品、毛布、石油ストーブ等を整備しております。
昨年度はマンホールトイレ設置、購入を行い、今年度は避難テント、段ボールベット、乳幼児・高齢者用おむつ等を購入する予定です。ほぼすべての自治会でも防災倉庫を設置しております。
村では自治会で購入した防災備蓄品について購入金額の5分の4(限度額4万円)の補助金を交付しています。
■災害時の村からの情報提供について
避難情報や道路状況等の防災状況等については防災行政無線、音声告知端末、村公式LINE、村ホームページ、ケーブルテレビ等様々は媒体を活用して情報提供しています。今年10月より電話機を使った防災情報システム、シン・オートコールを導入します。皆様のご登録お願いします。
■村の避難所
村では指定避難所が29か所、指定緊急避難場所が32か所あります。詳細の場所は木祖村木曽川沿川洪水ハザードマップをご覧ください。
■洪水ハザードマップ
村では木曽川沿川洪水ハザードマップを令和6年3月に更新し全戸配布をしております。このマップは想定し得る最大規模の降雨を想定し、浸水した場合の水深を表示した図面になっています。
■災害時住民支えあいマップ
村と木祖村社会福祉協議会では自治会の隣組で災害時住民支え合いマップを作成しています。支援が必要な人はいないか、避難場所はどこか危険な場所はないかなどマップに記載されています。支え合いマップは年1回に見直しを行っています。