- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県七宗町
- 広報紙名 : 広報ひちそう 令和7年8月号
■質問 三年番茶の事業計画とふるさと納税の返礼品について
中島寛直 議員
三年番茶の令和7年度の事業計画はどのように計画されていますか。
令和6年度は、地域の方が加工し、道の駅で販売する計画になっていました。
堀部町長の政策の一つに、ふるさと納税の強化を挙げられました。
町内には営農組合と個人でお米をたくさん耕作しておられる方がみえますので、三年番茶とお米をセットにしたふるさと納税の返礼品を考えてはどうでしょうか。
■答弁
ふるさと振興課長 加藤裕規
三年番茶につきましては、令和6年度に有限会社ふるさと開発に委託し100kg製造しましたが、本年4、5月の2ケ月で1kg程度の販売で、昨年の在庫がまだある状態です。町としても来客へのPRや出張時のお土産など職員でPRしているところではありますが、なかなか認知度が上がらないのが現状であります。令和7年度の計画につきましては、引き続きイベント等でPRをし、認知度を上げるように努めてまいりますが、この2年間の実績もふまえて今後の方向性を検討していきたいと思います。
また、お米と三年番茶とセットにしてふるさと納税返礼品のご提案がございますが、現在もお米のみの返礼品はありますが安定して供給できるだけの在庫を確保することが困難であるとも伺っておりますので今のところはご提案の返礼品につきましては検討しておりませんのでご理解いただきますようお願いします。
■質問者の所見
三年番茶は町の主要事業として掲げられ、みのかも定住自立と一緒に進んできました。
そして、農家の方も、三年番茶というのは荒廃した木、それを採取して加工するということで、農家の方もすごく喜ばれています。
この事業は、揖斐川町も岐阜県ではやられて、同じように進んでいます。
揖斐川町と七宗町の違いを見まして、そういうところを比べると、どこが今の三年番茶としての事業が、前の加納町長のときに、焙煎機を設置して、焙煎機のヒレ式というふうに町民にすごくアピールしたときがありましたので、町民の方は私に、三年番茶はどうなるんですかっていうのを問いかけられますので、今後、PR、いろいろ事業を計画して、そして、できるだけ存続できるような形に考えてほしいと思います。
■質問 茶加工場について
中島寛直 議員
町内には現在、茶加工場がありません。
上麻生地区の方は白川町に、神渕地区の方は下呂市金山町に運び、加工、販売を行っています。
お茶を生産されている方も高齢になり、生産数が減ってきましたが、茶摘み作業をしないと茶畑が荒れ、耕作放棄地となってしまいますので、そうならないためにも、町内に小規模なお茶加工場を考えてはいかがでしょうか。
■答弁
ふるさと振興課長 加藤裕規
七宗町にはかつてお茶生産組合員の皆さんの出資等により、平地区において組合員の皆さんの運営により稼働しておりましたが、生産者の高齢化、減少、茶業の衰退、機器の故障等により閉鎖となった経緯があります。
茶業の衰退は当町だけでなく、近隣の市町においても同じような状態であると聞いております。このような状況の中で町が主体となって新たな茶加工場を整備することで茶業の推進や耕作放棄地の減少につながることは難しい状況でありますので、現在のところ加工場整備は考えておりませんので、ご理解をお願いします。
■質問者の所見
今課長さんが言われました平工場のお茶工場の閉鎖の経緯は分かりましたが、今現在、町内のお茶生産者が、かつてアンケート等で農林課は調べておられると思いますが、まだかなりの方がお茶を加工で、白川町、それから金山町に加工に持っていかれ、そして加工というのは、100キロないと加工できないんです。ということは、機械ができないということで、100キロと。100キロというのは、面積に当たるとどういうふうになるかというと、10アール1反で少なくて300キロから500キロの生産量。今ここにみえる和田議員もお茶を生産してみえますが、皆さん白川町とか坂ノ東のそういうところへ今持っていかれておる。
今、考えていないというのは分かるんですが、なくなるのは地域、今、白川町とか東白川もそうですが、同じような状態になったときに、七宗町のお茶というのは全然加工できない状態になってしまう。加工場がないということは。そういうのでまたいろいろと検討をいただきたいと思います。
■質問 安心、安全について
中島寛直 議員
町長は、華のある栄えある町を公約の軸に考えられ、私は思いつかない発想で希望とやりがいを感じました。7つの公約にある政策に取り組んでいただきたい。
ところで、町長にお尋ねしますが、町内外を問わず、様々な事故、事件、災害が発生し、安心できない時代であります。
今年には岩手、奈良、九州で山火事が発生し、岩手では多くの民家が被害に遭われました。
本町では5月現在、3件の火災が発生しています。毎年6月から9月頃にかけて集中豪雨が発生し、飛騨川沿いの大崎、勝地区は町道が低く、ダムの放水で道路が水没し通行できない状態になり、大崎地区では孤立状態になるおそれがある地区であります。
本町では高齢者の方が多く、安心して暮らせることを望みますが、町長は安心、安全に対した政策で進めたい事業がありましたらお聞きしたいのです。
■答弁
町長 堀部勝広
ご質問にあるように、国内外で多くの災害や事件が数多く発生している状況の中、町長就任後すぐの4月3日には、上麻生地区でその他火災が発生し、その後、注意喚起の防災無線放送や、不審火等に関する警察への要望、更には町内で不足している箇所への防犯カメラ設置等の対応を、専門意見を聴取しながら早急に検討するよう指示しました。
そうした対応は今後、町内で発生する可能性のある犯罪等の抑止にもつながるものと考え、警察や関係事業者とも協議しながら補正予算で対応し、順次必要な場所に設置をすることで、町民の皆さんの安心に繋げていきたいと考えております。
また、飛騨川沿い町道の冠水につきましては、上流域での異常出水時に伴うダム放流により、地形的な問題から河川沿いの町道通行止めが発生しますが、そうした時に孤立や、避難の遅れが生じることがないように、防災カメラによる河川状況の把握や河川管理者、ダム管理者との連携により、早期の避難勧告・指示の発令、避難所の開設に努めてまいります。
そして、過疎化と高齢化が進むなか、地域住民同士での声かけや自主防災組織の存在は、高齢者をはじめとする災害弱者の方への大きな心の助けになるものと考えておりますので、皆さんのご協力をお願いします。
そして、すべての町民の皆さんの安心・安全は、私の掲げる公約「華のある栄えある町」に取り組むための前提条件であり、その上での政策への取り組みは更に充実するものと考えております。多様性が叫ばれる時代、安心・安全の捉え方や感じ方も様々で、この政策やこの事業で満足いただくことは難しいと思いますのが、適時、安心安全につながる政策を精査検討し、最優先で取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願い申し上げます。