くらし 10月はごみ分別・資源化推進月間です!

10月は、環境省が定める「3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進月間」です。限りある資源の大切さについて考え、環境のために私たちができることから始めてみませんか。

■1日あたりの排出量
本市では、「環境日本一」を目標に掲げ、令和7年度の1人1日当たりの燃やすごみの排出量の目標を399gと定め、削減に取り組んでいます。
市民の皆さんの取り組みにより、ごみの排出量は減少しており、平成23年度の465gが、令和6年度には376gとなり、今年度も目標を達成できる水準となっています。引き続き、ごみの分別などご協力をお願いします。

■燃やすごみの組成
毎年、燃やすごみの内訳を調べる「組成分析調査」を行っています。令和6年度の結果、重さで見たときの内訳上位は、1位「生ごみ」、2位「紙」、3位「プラスチック」でした。燃やすごみの排出量を抑えるため、以下のごみを出す際は特に気を付けましょう。

○水銀使用製品は適切な処理をお願いします
水銀体温計や水銀血圧計などの水銀使用製品はごみ焼却施設では処理できません。水銀には厳しい排出基準があり、少量の混入でも基準を超過する場合があります。その場合、焼却施設が稼働停止し、皆さんの生活に多大な支障をきたします。安全・安心な施設運営に向け、ご協力をお願いします。
※水銀使用製品はビニール袋に入れ、口を縛って資源・不燃ごみの「蛍光灯・電球」のコンテナへ

◆生ごみ
○水分をしっかり切る
生ごみの重さの約7割が水分といわれ、悪臭の原因にもなります。
Point:十分な水切りをする

○食品ロスを減らす
日本では食品ロスが年間約464万t(令和5年度)発生しています。※
1人1日当たりに換算すると、おにぎり1個分(約102g)になります。
Point:
(1)食べきれる量を盛り付ける
(2)食材を計画的に使い切る
(3)食べられる部分を無駄にしない
※出典…環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和5年度)」

◆木くず・剪定枝
○資源へリサイクル
収集された木くずは、木材チップとして再利用されます。令和6年度に収集した木くずは約1,489tでした。正しい分別により木くずの収集を増やし、燃やすごみの減量ができます。
Point:(ごみ集積所に出す場合)
(1)板・丸太・角材…幅30cm×長さ100cm×厚さ10cmに収まる大きさにする
(2)木の枝…束ねて長さ100cm×直径30cmに収まる大きさにする
(3)小さな木材・木くず・枝・木の葉…ポリ袋に入れ「木くず」と書く

上記を超える大きさのものや解体されていない家具などは、直接、木材開発(株) 藤枝工場(横内)へ持ち込むことができます。(有料)
※休日明けや日中の午後などの時間帯は大変混雑しますので、時間に余裕を持ってお越しください。

○木材開発(株)では、以下のようなごみの受け入れもしています。
・木製家具…解体せずに、持ち込みできますが、金具・プラスチック類、ガラス・鏡類、布は取り外してください(釘、丁番程度の大きさなら可)
・草/竹など…刈り取った草のみ受け入れできます。竹は長さ1m程度に切ってください。(根に付いた土や果実は受け入れ不可)

燃やすごみの分別回収は私たち藤枝市民ができる身近なSDGs。

問合せ:生活環境課
【電話】643・3681