くらし 姉妹都市15周年 長野県塩尻市/友好都市20周年 山梨県北杜市

袋井市は、塩尻(しおじり)市と姉妹都市提携をして15年、北杜(ほくと)市と友好都市証を取り交わして20年を迎えます。
今後も様々な分野で交流を行い、両市との友好を深めていきます。

■姉妹都市15周年 長野県塩尻市
◆塩尻市の概要
塩尻市は、長野県の中央に位置し、北アルプスや高ボッチ高原の山並みを背景に田園風景が広がる、水と緑に囲まれたまちです。
江戸時代には中山道(なかせんどう)・善光寺街道・三州街道の宿場として栄え、現在でも太平洋側と日本海側の道路が交差する交通の要衝となっています。

面積:289.98km2
人口:65,508人(4月1日現在)
特産品:ワイン、ブドウ、レタス、リンゴ、木曽漆器 など
観光:奈良井宿、高ボッチ高原、平出遺跡、小坂田公園 など

◆姉妹都市への歩み
旧袋井市と旧楢川村が、東海道・中山道の「どまん中の宿を持つまち」(袋井宿と奈良井宿)として交流を開始し、平成13年10月28日に姉妹都市提携を締結。市町村合併により袋井市と塩尻市となった後も友好都市として交流を続け、平成22年10月23日に改めて袋井市・塩尻市として姉妹都市提携を結びました。

◆塩尻市との交流
◇奈良井宿で袋井をPR
塩尻市で毎年6月に開催される「木曽漆器祭・奈良井宿場祭」に、本市の生産者が出展。また、このイベントでは、江戸時代に徳川将軍家御用の茶を中山道を経由して京都から江戸まで運んだ道中行列を再現した「お茶壺道中」も行われます。

◇地域の恒例行事で塩尻を訪問
毎年夏に、南・高南どろんこ教室実行委員会主催の「ならかわ林間学校」が塩尻市楢川(ならかわ)地区を拠点に開催されています。約30年続く恒例行事で、今年は小・中学生52人が参加。4日間滞在し、五平餅作りやブドウ狩りを体験したほか、奈良井宿などを散策しました。

◇Interview~見つけてほしい「お気に入り塩尻ワイン」
塩尻市観光プロモーション課
今井さん
今年はワイナリーが1つ増え、現在市内には16のワイナリーがあります。加えて、全国でも数少ない高等学校でのワイン醸造も行っています。多彩なワイナリーのワインを楽しむことができるのが、塩尻ワインの魅力です。あなたも塩尻に足を運んで、自分好みの「お気に入り塩尻ワイン」を見つけてみませんか?

■好都市20周年 山梨県北杜市
◆北杜市の概要
北杜市は、山梨県の北西部に位置し、八ヶ岳や南アルプス等の日本を代表する美しい山々に囲まれ、日本一の日照時間、清らかな水、澄んだ空気、肥沃な大地に恵まれたまちです。
首都圏や中京圏からのアクセスも良く、年間を通して多くの観光客でにぎわいます。

面積:602.48km2
人口:45,104人(4月1日現在)
特産品:そば、ダイコン、ブルーベリー、酪農 など
観光:八ヶ岳、南アルプス、ひまわり畑 など

◆友好都市への歩み
戦国武将小笠原氏の縁で旧浅羽町・旧明野村が交流を開始し、昭和62年3月9日に友好町村提携を締結。市町村合併により袋井市と北杜市になった後も友好都市として交流を続け、平成17年に「友好都市証」を相互に取り交しました(平成17年6月25日に袋井市から「友好都市証」を贈呈。同年11月1日に北杜市から「友好都市証」を受領)。

◆北杜市との交流
◇互いの市のイベントに出展
毎年、メロープラザで開催している「袋井市ふれあい夢市場」に北杜市が出展。同市明野町産の「浅尾ダイコン」は、毎年行列ができる人気の特産品です。
また、本市は「北杜市浅尾ダイコンまつり」に出展しています。

◇市民が北杜市を訪問
今年5月、市民28人(公募)が北杜市を訪問しました。市民に友好都市に親しんでもらうことを目的に市が実施した企画で、参加者はそば打ち体験や北杜市考古資料館の見学などを通して、北杜市の魅力を堪能しました。

◇Interview~20年を節目に、これまで以上の「友好関係」を
北杜市未来創造課
深澤さん
この20年の間には、両市を取り巻く社会環境にも様々な変化がありました。中部横断自動車道の開通により両市の絆がますます深まり、コロナ禍を乗り越えた新たな交流の可能性が広がっています。この節目を契機に、友好関係が末永く続くことを心から願います。多くの方のご支援に感謝しつつ、これからもよろしくお願いいたします。

問合せ:秘書課秘書係
【電話】44-3103