くらし 共に生きる社会をつくる まちかどノーマライゼーション NO.39

■誰もが安心して暮らせるまちを目指して
ノーマライゼーションとは、障がい者と健常者が区別されることなく、社会生活を共にすることが望ましいとする考え方です。今回は、『ゆずりあい駐車場制度』について紹介します。

■ゆずりあい駐車場制度とは
不特定多数の人が訪れる公共施設や店舗などには、車いすマークの駐車場が設けられています。しかし歩行が困難でない一般の人が施設に近いからという軽い気持ちで駐車してしまい「本当に必要とする人が必要とするときに利用できない」という意見も寄せられています。
このため県では、一定の基準に基づいて利用証を交付し、駐車場の適正利用を図る取り組みとして、平成25年から『静岡県ゆずりあい駐車場制度』を実施しています。

■利用証が交付される対象者
歩行が困難であり、車いすマークの駐車場を必要としている人(障がい者や要介護高齢者、妊産婦など)
※令和6年7月1日から、対象となる障害等級や要介護度などが拡大されました。
※けがや病気により一時的に歩行困難な場合も交付されます。(医師が必要と判断した場合)

■利用証には3種類あります
利用者の状況に応じた利用証が交付され、車外からも分かりやすいよう、ルームミラーにかけるなどして掲示しています。
・車いす常時利用者
・一時的に歩行困難な人
・その他歩行困難な人
※詳細は本紙をご覧下さい。

■ゆずりあいの心をもちましょう
この取り組みは、皆さんの「ゆずりあい」の心が欠かせません。必要な人が車いすマークの駐車場を使えるように協力していきましょう。
※利用証は、車いすマークの駐車場へ駐車できる許可証ではありません。利用証を持っていない人も、必要な場合は利用する場合があります。利用証を持つ人の間でもゆずりあいをお願いします。
※詳細は市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。

問い合わせ:福祉課障がい者福祉係(プラザけやき内)
【電話】37-1252