- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : 広報せと 令和7年10月号
◆[第2章]瀬戸市内を彩る現代美術
1.[見どころ]瀬戸市のまちなかをギュッと紹介
▽瀬戸ならではの多様性に富んだロケーションとともに作品を見ることができる。
南側には旧銭湯や美術館が、北側には閉校した小学校や工場などがあり、それぞれ違った魅力があります。
▽可能ならゆっくり1日、時間がないときは南北どちらかを優先的に。
まちの景色も含め1日かけて楽しんでほしいエリア。難しい場合は、南北のどちらかを選ぶと巡りやすいです。
▽狭い道が多いので徒歩がおすすめ。まちなかを歩く時は、暑さにも注意。
細い路地が多いまちの中心部は、徒歩で巡るのがおすすめ。気温の高い日の水分補給は、コンビニ、まちなかのカフェや自動販売機を活用しましょう。
2.[見どころ]愛知県陶磁美術館をギュッと紹介
▽1日かけて美術館をまるごと楽しめる。
4つの建物と屋外に展示されている「あいち2025」の作品はもちろん、本館2階のコレクション展も併せて楽しめます。古窯跡の見学、陶芸体験など、1日を贅沢に過ごせます。
▽やきもので表現する2アーティストに注目。
黒人女性の主観性をめぐる問題を探求するシモーヌ・リーや、身体とやきものの新たな関係性を提示する西條茜は、やきものを表現手段とする注目のアーティストです。
▽緑豊かな自然に囲まれた美術館。
愛知県陶磁美術館が位置するのは緑豊かな丘陵地。最寄り駅からの道や、周辺の散策路ではこの地の自然を味わうことができます。
■11月の注目イベント
『炎を囲む三日三晩「瀬戸」に触れる特別な時間』
芸術祭の会場の一つである愛知県陶磁美術館では、毎年秋に、三日三晩火を焚き続けながら焼成のデータを取り、窯を扱う技術を継承する古窯焼成事業を実施しています。それに合わせて、芸術祭の開館時間を延長するナイトミュージアムや、瀬戸のことをより深く知るためのラーニングプログラム、そしてフードやショップが軒を連ね音楽が鳴り響く夜市など、さまざまなイベントやプログラムを実施します。
「あいち2025」の視点から瀬戸のやきものと風景、その歴史に触れることのできる特別な三日間となります。
会期:11月1日(土)~3日(月・祝)
開館時間:11月1日(土)午前9時30分~午後7時30分、2日(日)午前9時30分~午後9時、3日(月・祝)午前9時30分~午後4時30分
会場:愛知県陶磁美術館敷地内各所
問合せ:
秘書広報課(市役所4階)【電話】88-2530
国際芸術祭「あいち」組織委員会事務局【電話】052-971-3111