くらし 議会のようす(7)

【委員会ダイジェスト】
■令和6年度江南市一般会計補正予算(第7号)
▽県営用排水施設整備事業(丹羽排水地区)負担事業について
問:予算増額分でどのような工事を行うのか。
答:県は、整備予定の雨水調節池2カ所のうち1カ所を令和6年度から8年度にかけて整備する予定だが、予算増額分は7年度に繰り越し、仮設の鋼矢板設置工事を行う計画である。

▽道路整備事業(市道北部第59号線)について
問:物件調査委託料が不用となった理由は何か。
答:既存の土留めの撤去および復旧について、地権者に確認したところ、市が施工する一般的な道路工事で行う民地との高さ調整による対応を希望されたため、物件調査が不要となった。

▽バス関連事業について
問:路線バスの内、大幅な赤字路線は削減するように検討できないのか。
答:赤字路線の削減は、名鉄バスとの協議の上、新たな公共交通も踏まえて、市民の利便性に考慮し、検討していく。

▽雨水貯留施設整備事業について
問:測量設計委託料が、令和5年度、6年度の継続費から、5年度から7年度までの継続費となる理由は何か。
答:古知野西小学校において、浸水シミュレーションの結果、当初予定していた小学校西側の郷ヶ島排水路からの流入では、浸水実績のある江南東野郵便局付近の浸水軽減効果が見られないため、追加して検討が必要となり、令和7年度に継続して測量設計委託を実施する。

▽調理員確保事業について
問:人材派遣手数料の減額要因は何か。
答:令和6年4月に学校給食調理員派遣委託の入札が不調に終わったが、7月に行った再入札で事業者が決定したことから、当初予算との差額による不用額を計上した。

▽予防接種事業について
問:予防接種健康被害者見舞金の対象者は、国から認定された方だけか。また、金額の根拠は何か。
答:国から認定された方を対象にしている。金額は、県の見舞金支給制度による5000円に合わせている。

▽公共施設整備事業基金管理事業について
問:補正予算後の基金残高の見込みは幾らか。
答:令和6年度末の残高見込みは約18億円。

問:基金を取り崩すタイミングはどのように考えているか。
答:具体的な活用予定はないが、地方交付税措置のある有利な地方債が期限を迎えた後には、建物の更新時期、長寿命化などを踏まえ、基金の活用を検討し、適切に取り崩しをしていく。

■令和6年度江南市下水道事業会計補正予算(第4号)
問:管きょ布設事業について、舗装復旧工事費を減額補正し舗装復旧を見送るとのことだが、どこを見送るのか。また、その理由は何か。
答:舗装復旧を見送る箇所は令和4年度、5年度に面整備を行った和田地区・般若地区で、理由は、舗装復旧を見送り減額することにより、舗装復旧工事費に充当する予定であった国庫補助金を、供用開始時期に制約があり先送りできない枝線管きょ布設工事費の財源とするため。

■令和7年度江南市一般会計予算
▽すいとぴあ江南施設改修事業について
問:西側駐車場整備工事費の内容はどのようなものか。
答:すいとぴあ江南でのイベントの実施に当たり、新学校給食センターの北側駐車場を臨時駐車場として利用する場合の出入り口を整備するもの。

▽企業誘致等推進事業について
問:企業再投資促進補助金は過去にも交付した実績があるのか。
答:平成29年度と令和3年度にそれぞれ1件ずつ交付している。

要望:この制度は県の補助制度と連携し、市と県がそれぞれ同額を交付しているが、対象が大企業の場合は、市の負担が軽くなるよう制度を見直してほしい。

▽宮田導水路上部整備事業について
問:遊歩道整備の進捗(しんちょく)状況はどうか。
答:県営事業については、令和7年度、252mの舗装工と雑工を行い、事業が完了する予定である。

▽資源ごみ回収関係助成事業について
問:資源ごみ収集容器設置・管理協力金を各地区に交付する目的は何か。
答:この協力金は、それぞれの集積場所における地区役員などによる早朝からの収集容器の設置などに係る作業への協力体制に資することを目的に、区・町内会が管理する集積場所の箇所数に応じて交付する。

▽都市計画道路整備事業(江南通線)について
問:整備までにどのくらいの期間がかかるのか。
答:令和8年度から12年度にかけて用地を取得した後、街路改良工事を予定している。

▽都市計画道路整備事業(木曽川古知野線)について
問:令和7年度に江南市内の道路改良工事が予定されているが、一宮市内は整備されるのか。
答:一宮市内も同時期に整備される予定。

▽道路整備事業(市道草井線)について
問:事業内容は何か。
答:市道北側一部の歩道設置および県道に接続する坂路部分を含めた舗装改修を行う。