くらし なばり市議会だよりNo.117(3)

■3月定例議会 一般質問等 QandA
◆当初予算質疑(3/11)動画4:53:35
喜働 足立淑絵議員
Q 柔軟な財産活用で歳入増を
市税以外の歳入増を目指し、令和7年度から創設される公民連携窓口を中心に未利用の土地建物の売払だけでなく、既存の公共施設の賃貸など柔軟な活用を求める。
A 民間活力の利活用を検討
令和7年度における土地建物売払収入は、保育所用地などの払下げによる1,620万円を見込んでいる。既存施設の劣化状況調査を2年間かけて行い、維持管理費に要するコストや市民の意見も踏まえて再配置計画を策定した後、施設の売払や貸付に向けて、民間活力を導入した利活用を検討していく。

◆予算特別委員会(3/13)動画2:06:12
喜働 幸松孝太郎議員
Q 災害時のトイレ対策
能登半島地震では、避難所でのトイレが課題となり、コンテナ型やトレーラー型のトイレが各自治体から持ち込まれ、活用された。本市も赤目滝の周辺などで日常的に使用しつつ、災害時に有効活用できるトイレトレーラーを導入できないか。
A 他市の事例を参考に研究
能登半島地震で派遣した本市の職員からもトイレの問題について報告があり、市長も現場でトイレトレーラーの活用を目にしている。これらのトイレは平常時にどう活用するかが重要であり、他市の事例を参考にしながら研究・検討を進める。

◆予算特別委員会(3/17)動画0:41:56
日本共産党 藤川美広議員
Q 公園遊具の更新状況は
市内の公園において健全度がC判定となっている遊具が27施設ある。公園は人と人がつながる場として非常に重要な施設であるため、市内165箇所全ての公園が維持できるよう、使用禁止になっている遊具を含めて早急に更新を実施する必要があると考える。
A 交付金を活用して順次実施
27施設すべてを更新するためには6,000万円程度の費用と3年程度の期間を要すると見込んでいるが、国の交付金事業を活用して順次更新を行う。公園の使い方については地域の声を尊重しながら再編・集約についても考えていく。

■3月定例議会 議決結果 議案の一部を掲載
◇令和7年度 一般会計当初予算
一般会計の当初予算額は307億9,300万円で、前年度比13億2,700万円(4.5%)増となりました。人件費や扶助費の増加、物価高騰などにより過去最大の予算規模となりましたが、事業の見直しなど、行財政改革プランに基づく歳入確保・歳出抑制による取組効果額約5億2,000万円が反映されています。議決結果は以下の通りです。

◇水道事業に対する財政支援の強化等を求める意見書
水道事業を取り巻く厳しい状況をうけ、財政支援を国に求める意見書が所管の産業建設委員会より提出され、全会一致で可決しました。
意見書では、地方の実情を踏まえた新たな財政措置の実施や、水道事業運営基盤の広域化の採択基準の緩和などを求めています。

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