- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県名張市
- 広報紙名 : 広報なばり 令和7年5月10日号
奥田春菜(おくだ・はるな)さん ばりフェス実行委員会
5歳のころ大阪から名張へ。高校生と小学生の2児の母。平成28年に消防団に入団。応急手当指導員・防災士・赤十字救急救急員の資格を持つ。市のブランドロゴ創出ワークショップへの参加きっかけに「ばりフェス実行委員会」を立ち上げ、名張の魅力を発信中
■名張愛を広げたい!まちのツナガリスト
市のブランドロゴ創出ワークショップでは、40人ほどの参加者と、合わせて800もの名張の魅力を出し合いました。中には私の知らないこともあってワクワク!これはぜひ、みんなにも知ってもらいたいと、「名張が大好きなら、隠れてなんかいられない」をテーマに「ばりばりなばりフェス(ばりフェス)」を開催することに。ワークショップで意気投合した仲間も誘いました。
名張の大きな魅力は「人」。まちの保健室の職員さんは、私たちの気持ちをうま〜くほぐしてくれますし、移動図書館の乗車スタッフは子どもたちに優しくって、消防団の皆さんも頼りになる人ばかり。そんなみんなに出会ってもらいたくて「ばりフェス」への出展を依頼。グルメや特産品、魅力あるパフォーマンスなど、来場者には、知られざる名張を発見してもらいたいし、一緒に発信する「ばり友」になってくれるとうれしいですよね。
私の名張愛が膨らんだのは、子どもが小さかったころ。地域の皆さんに優しく手を差し伸べてもらい、名張っていいな人のつながりの中で子どもを育てたいなと思うようになっていきました。気付けば、私の勤めるガス会社の事業や、「子どもの命を守りたい」と入団した消防団、そして「ばりフェス」などで、次々に出会いが生まれています。人のつながりを大切にしながら、家族と名張で楽しく暮らし続ける。それが私の生きる道です。