- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県名張市
- 広報紙名 : 広報なばり 令和7年7月10日号
■ナマズの産卵をお手伝い
なまず遡上(そそじょう)作戦2025(5/12)
河川の環境や、水防の知識について学ぶ「なまず遡上作戦2025」が開催され、錦生赤目小学校の4年生28人が参加しました。指導した「NPO法人地域と自然ちょいまる」の中西崇雄さんは「魚道を作ることでナマズが産卵のために遡上しやすくなるんです。子どもたちが自然に触れるきっかけができて嬉しい」と語ります。
生徒たちは一生懸命土のう袋を作ったあと、川に入り魚道を設置。参加した芦田静紀さんと福岡すみれさんは「川に入って土のう袋を並べるのがとても楽しかった。ナマズの遡上に役に立ててよかった」と話してくれました。
■ナバリスト岩木さんが介護体験を語る
蔵持市民センター出前講座(6/19)
昨年10月号で「ナバリスト」としてご紹介した訪問美容師の岩木寛人さんを覚えていますか?蔵持市民センターの出前講座で、若年性アルツハイマー病を患った母親の介護体験を語り、「さまざまな場面で介護技術を学べる場が必要。ただし、介護者だけが頑張るんじゃなくて、支え合うことが大切」などと訴えかけました。
実は、この講演会、岩木さんの「認知症のマイナスイメージを変えたい」という思いを形にしようと、蔵持市民センターが企画したもの。「地域の皆さんの"伝えたい思い"が叶う場をつくりたい」とセンター職員の大久保さん。子どもたちに物づくりの大切さを伝えたいという建築士や、手作り料理が大好きな女性の料理教室など、今後も、一人ひとりの持ち味を生かした講座が繰り広げられます。
・地区外の人も参加できる多彩な蔵持市民センターの催しなどを要チェック!
(センター公式Facebook)
■なばりの"ええとこ"動画で発信
インスタグラム動画撮影and編集セミナー(6/1)
三重県内の"ええとこ"を発信し写真集も出版している写真家ふがまるちゃん(インスタグラムのフォロワー数11万人!)を講師に招き、新緑の赤目四十八滝内を舞台に動画撮影と編集を学ぶセミナーを開催。市内外から22人が参加し、渓谷内を散策しながら、「徒歩○分で…など視聴者が知りたい情報を」「川の中も撮影してみて」「最後は共感するワードで締めくくって」など、"バズる"動画のコツを教わりました。
ふがまるちゃんや参加者の皆さんが作成した動画は、「#名張感動」をつけて投稿されているので、ぜひ観てね。みんなで、なばりの"ええとこ"を見つけて、SNSで発信していこう!(関連P22)