- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県熊野市
- 広報紙名 : 広報くまの 令和7年3月号 No.234
東紀州地域では、自殺で亡くなる割合が国や三重県平均よりも高い状況にあります。熊野市では、平成31年~令和5年において平均して毎年約4.4人が自殺で亡くなっています。
■自殺が起こる原因
健康や経済問題・家庭問題などの様々な要因が複合的に重なることで、こころの健康に影響を与えていきます。心理的に追い詰められた結果、うつ病などのこころの病気になると、その影響によって正常な判断ができなくなり、自殺しか解決策がないと思い込む傾向が強まります。自殺は本人の意思や選択の結果ではなく心理的に「追い込まれた末の死」と言われています。
■誰にでも起こり得ること
自身の精神面における問題だけでなく、職場や学校、家庭環境における問題や過労、失業、いじめなど、誰もが直面する可能性のある社会的な問題から悩みや不安を抱えることが多く、誰にでも起こり得る問題です。
■大切な人の命を救う4つの行動
(1)気づく
家族や仲間の変化やサインに気づいて声をかける。
(2)傾聴
本人の気持ちを尊重し、時間をかけてできる限り耳を傾ける。聴き役に徹する。
(3)つなぐ
心の病気や社会的・経済的な問題などを抱えているようであれば、早めに相談機関・医療機関などの専門家への相談につなぐ。
(4)見守る
身体やこころの健康状態について自然な雰囲気で声をかけ、温かく寄り添いながらじっくりと見守る。
この4つの行動を通し、一人ひとりが考えて行動することで、人との絆が強まります。
自殺の多くは、「自殺以外に、この苦しみを逃れる手段はない」と追い詰められて、孤立した状態でおこっています。私たちが自分自身をはじめ身近な人の命を守るためにも一人ひとりが自殺予防について考え、生きることの支援にかかわることが大切です。
■心の不調や不安を感じたら、一人で悩まず早めに相談を
三重県内の主な相談機関
・自殺予防・自死遺族電話相談三重県自殺対策推進センター
【電話】0120-01-7823(フリーダイヤル)
【電話】059-253-7823(平日 午後1時~4時)
・自殺予防夜間・休日電話相談
【電話】0570-064-556(ナビダイヤル)
平日 午後4時~午前0時
土日祝日 午前9時~午前0時
・自殺予防いのちの電話
【電話】059-221-2525(毎日 午後6時~11時)
※その他の相談窓口情報は本紙掲載の二次元コードから検索してください。
■「いのちの大切さ」ポスターの展示
昨年9月に、小・中学生から応募いただいたポスターを3月5日(水)~12日(水)まで、文化交流センターにて展示します。
また、審査結果は次のとおりです。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:健康・長寿課保健予防第2係
【電話】89-3113