健康 人生100年時代 げんき通信 第18回

▼強い骨づくりは早いうちから!~いなべ市骨コツ!チャレンジ~
市では、9月、10月を骨粗鬆しょう症予防月間として取り組みを進めています。

【骨粗鬆症ってなに?】
骨量(骨密度)が減り、全身の骨がスカスカになりもろくなって骨折しやすくなる病気です。
骨折は、要介護の原因になります。骨密度(骨量)は、20歳代でピークを迎え40歳ごろから低下し始めます。この低下をいかに抑えるかが、この先もずっと元気で過ごすための鍵になります。
【骨粗鬆症はなぜ起こるの?】
(1)偏食などによるカルシウム不足
(2)高齢になるにつれ消化・吸収力が低下
(3)女性ホルモンの減少(更年期)
【骨粗鬆症予防の三大原則~食事・運動・日光浴~】
(1)カルシウムの多い食品を摂ろう~1日700mg以上が目安~
牛乳、乳製品は、カルシウムが豊富で吸収率も高いので、毎日摂りましょう。
(2)カルシウムの吸収率を良くするビタミンDも合わせて摂るように
魚介類や海藻類、きのこ類に含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を高めます。ビタミンDは、日光浴により皮膚でも合成されます。日光浴は30分程度、手や腕だけ、日陰や木陰、室内の窓際でも大丈夫です。
(3)ウォーキングなどの適度な運動をしよう
適度な運動によって、骨に負荷や刺激を与えると、骨は丈夫になります。

若いうちから意識して、毎日コツコツ骨の貯金をしていきましょう!

問合せ:健康推進課
【電話】86-7824