- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府宇治市
- 広報紙名 : 宇治市政だより 広報うじ 令和7年7月1日号
◆保健師・栄養士が健康づくりに役立つ情報をお伝えします。
▽肥満・メタボリックシンドローム予防
宇治市のメタボリックシンドローム該当者は増加傾向で、特に男性の働き盛り世代では、肥満の人の割合が増加しています。
▽内臓脂肪の蓄積が危険
生活習慣の乱れから食事量と運動量のバランスが崩れると内臓脂肪が蓄積します。この内臓脂肪から、血管を収縮させて血圧をあげるホルモンや、中性脂肪やコレステロールを上げるホルモン、血糖値を下げる働きをするインスリンの効き目を悪くするホルモンが分泌されます。自覚症状がほとんどないままに、徐々に血管の動脈硬化が進み、心筋梗塞などの心臓病や脳血管障害、腎不全などを引き起こす危険が高まります。内臓脂肪の蓄積が危険因子となります。
▽生活習慣の改善
肥満やメタボリックシンドロームを予防するためには、運動習慣の徹底・食生活の改善・禁煙により生活習慣を改善することが必要です。
生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳で、市国民健康保険加入者)にメタボリックシンドロームに着目した特定健診を実施しています。1年に1度、特定健診を受診し生活習慣の改善が必要な人は、保健指導を受けましょう。
▽運動不足の解消
子どもも大人も体を動かす機会が減っています。運動不足の解消に、宇治市公認のご当地ゆるきゃら“おうじちゃま”のテーマ曲に合わせた、オリジナル健康体操「チャチャ王国のおうじちゃま~げんき!!ちゃまちゃま体操~」を市ホームページで紹介しています。「ゆったりバージョン」もあります!
参考文献:宇治市健康づくり食育推進計画(第2次) e-ヘルスネット(厚生労働省)
問合せ:健康づくり推進課
■家庭で地域で防災訓練を
◇持ち出し袋を作ろう!
おうじちゃま:「ちはや~。災害が起こったときのために、何から準備したら良いでしゅか?」
ちはや姫:「まずは、いつでも避難できるように非常用持ち出し袋を作っておくのはどうかしら?無くてはならないものを準備しておくことが大切よ!」
おうじちゃま:「わかったでしゅ!荷物が多いと持ちきれないから、考えて選ばないといけないでしゅネ。」
ちはや姫:「災害時に必要なものは人それぞれだから、あらかじめ準備しておきたいところね。」
問合せ:危機管理室
■安全・安心!うじのまち
◇ルールを守って、安全・安心! 自転車ライフ
自転車は、財布や環境に優しくエコな乗り物と言われています。一方で、ルールを無視した危険な運転による交通事故も多く発生しています。ルールを守って自転車を安全に利用しましょう。
(1)車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
道路交通法上、自転車は「軽車両」。定められた場所を走行しましょう。
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
一時停止標識のある交差点では、必ず止まって左右の安全確認を。
(3)夜間はライトを点灯
夜間はライトを点灯し、反射材も活用しましょう。
(4)飲酒運転は禁止
自動車と同じく、お酒を飲んだ時は自転車を運転出来ません!
(5)ヘルメットを着用
事故による被害を軽減させるため、ヘルメットを着用しましょう。
(令和5年4月~自転車用ヘルメットの着用が努力義務化)
交通ルールとマナーを守り、「交通事故に遭わない」「交通事故を起こさない」よう心がけましょう。
問合せ:交通政策課