くらし もっと!長岡京★Now すてきな「まちの話題」みつけたっ!

5月から6月にかけて、市内ではたくさんのイベントがありました。今回は、ページを拡大してその一部を紹介します♪
※掲載写真は本紙をご覧ください。

■詐欺防止に 海外からの電話をストップ特殊詐欺の被害を防ぐため、向日町署と市が協力して1日限定の特別窓口を開設しました。固定電話に国際電話がかかってこないように申し込みができ、のべ128人が来場。真剣な面持ちで手続きをする姿が見られました。府内で特殊詐欺被害に遭った約7割は国際電話がきっかけ。休止の申し込みを、向日町署や交番で支援しています。(5月19日 市役所で)

■趣味でつながる 市民サークルの発表会
中央公民館を拠点に活動するサークルによる「公サ連まつり」が開催され、作品展や芸能発表などで1年間の成果を披露しました。現在29団体が加盟している公サ連。編み物クラブ(椿(つばき))の篠田清子(しのだせいこ)さんは「楽しく続けて約40年。どの業界も高齢化などで会員数が減っているが、若い世代にもぜひ入ってきてほしい」と話していました。(5月24・25日 中央公民館で)

■祝!国登録有形文化財「今尾家住宅」登録プレート交付式
長岡天満宮境内地に隣接する今尾家住宅の茶室「薫風亭(くんぷうてい)」と土蔵(どぞう)の2棟が、令和5年8月、近代数寄屋(すきや)建築の造形の規範として国登録有形文化財に登録されました。今尾家住宅は、明治・大正時代に活躍した日本画家の今尾景年(けいねん)氏が晩年に建てた別邸が始まり。この地に引かれた景年氏は、天満宮周辺の環境整備にも協力しました。本市で7カ所目の国登録有形文化財です。
文化庁から届いた登録プレートが市教育委員会から授与され、景年氏のひ孫にあたる今尾義(ただし)さん(写真右)は、「ここまで受け継いでこられたのも皆さんのおかげ。継承し、地域に貢献していきたい」と語りました。(5月22日 今尾家住宅で)

■収集車を見学 ごみの行方を考えよう
ごみの捨て方やリサイクルをテーマに、市職員による出前授業が市内の小学校で行われました。“ごみゼロ”の日には、長四小の4年生64人が受講。ごみを減らすためにできることを考えました。ごみ収集車を見学し、実際にごみを入れる体験も。圧縮するとごみを2トン収容できると聞き、「すごい」「知らなかった」と驚きの声があがっていました。(5月30日 長岡第四小学校で)

■約50年ぶりの大修理を特別公開
昨年から2年計画で屋根修理が行われている、府指定文化財の長岡天満宮本殿。その修理現場が特別公開され、2日目は市内小中高生が訪れました。ヒノキの樹皮で屋根をふく「檜皮(ひわだ)ぶき」を間近で見学し、この工程で使用される「竹くぎ」の打ち込みも体験した子どもたち。めったに見ることのできない文化財修理の現場に興味津々の様子でした。(5月30・31日 長岡天満宮で)

■泥んこになって楽しんだ 田植え体験
市緑の協会による田植え体験が開催され、市内のこども園や幼稚園、長五小から累計340人が参加しました。水分をたっぷり含んだ田んぼに足を踏み入れると、「冷たい!」「ヌルヌルしてる~」などの感想とともに、楽しそうな歓声が。地元農家に教わりながら等間隔に植えた苗は、秋に自分たちで収穫します。実りの秋が待ち遠しいですね。(6月4~6日 西代里山公園で)

■ミノムシの不思議な生態 見て・触れて
図書館が定期的に開催するイベント、「よもう!たのしもう!かがくの本」。今回はミノムシがテーマで、本を使った解説や観察などが行われました。“みの”を剥がす実験では、はさみの切れ目からミノムシの姿が見えると「すごい!」と一段と大きな声が。子どもたちは顔を寄せ合いながら、動く様子や感触を熱心に確かめていました。(6月8日 勝竜寺城公園で)