くらし 《特集》動く!新市街地プロジェクト(3)

■こんな施設を目指します。
◇文化ホール~多目的な利用に対応~
市民団体によるコンサートや発表会をメインに考えて、客席数は400~600席とします。また、展示やダンスなどの多目的な利用への対応を検討します。

◇公民館~多様な文化活動に対応~
練習やリハーサルのほか、小規模なコンサートや発表会などに対応する多目的室を設置します。また、会議室は、可動式の壁でレイアウトが変更できるほか、視聴覚資機材などを設置します。

◇図書館~多様なニーズを叶える~
静かに読書、親子で読書、カフェで読書など多様な閲覧スペースを設けます。また、みんなで集える自習室やグループ学習のための場所を設けます。

◇複合・共有スペース~つながりによって文化活動が創造される「ひろば」~
ジャンルを問わず、みんなで文化を創っていくフリースペースです。文化ホール・公民館・図書館から多彩な文化がにじみ出し、展示やコンサートが行われることで、新たな文化との出会いや発見のきっかけの場とします。また、隣接する公園とつながることで、文化イベントやマルシェ、フリーマーケットなどが一体となったにぎわいづくりを生み出します。

◇併設施設~文化以外の行政機能も~
文化機能と親和性の高い行政機能を設けることで施設の利便性を高めます。
・こども支援機能…一時預かりや多目的ルームなどを設け、誰もが文化活動に参加しやすい環境や居場所をつくります。
・市民交流促進機能…文化活動を通じて広くまちづくりへの展開を図ります。
・行政相談機能…こども支援や市民交流促進に関連した行政相談を行います。

◇事業手法について
・民間の資金調達や補助金の活用など、市の財政負担の少ない手法を検討します。
・施設の管理運営も含めて、民間活力の導入を検討します。
・収益事業としてチケット販売や受講料などの徴収ができるように検討します。

■市民と一緒に考える新しい公共施設のかたち
市民の誰もが快適に利用でき、やりたいことを実現できる魅力的な新しい公共施設を目指して、市は、市民の皆さんに意見を伺う機会を設けています。市長と意見交換する「市民みらいミーティング」のほか、テーマに沿ってグループごとに話し合うワークショップやアンケートなど多様な手段を用いて、さまざまな年代・立場の皆さんの「こんなことできたらいいな」の声に耳を傾けています。
寄せられた貴重な意見は、今後、施設整備の参考として役立てます。

■こんなことできたらいいな。あればいいな
※寄せられた声の一部を紹介

◇図書館
・屋外で読書ができる
・カフェ併設の読書スペースがある
・午後9時くらいまで開いている
・自習スペースがある
・読んでいる本に合わせて映像が天井に流れる個室がある

◇生涯学習
・室内運動場がある
・鏡の部屋や防音設備がある
・展示室やギャラリーがある
・玉露や抹茶が楽しめる茶室がある
・レンタルロッカーがある

◇ひろば
・人工芝やデッキがある
・地元産のショップがある
・ドッグランがある
・フェスやマルシェができるフリースペースがある
・トランポリン(エア遊具)がある

◇ホール
・椅子が可動式
・音響が良い
・バックヤードが充実している
・レイアウトが自由に変更できる
・運動会ができる

◇子育て
・キッズスペースがある
・室内遊びができる
・小学生が放課後過ごせる
・子育て相談ができる

◇その他
・カフェや飲食スペースがある
・自然の採光を取り入れる
・京田辺を知る空間がある
・Wi-Fi(ワイファイ)がある
・足湯がある
・自由に落書きができる壁がある

問合せ先:都市みらい課
【電話】64-1361