- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府大阪市北区
- 広報紙名 : わがまち北区 令和7年8月号
■第3回 地域課防災担当編
防災計画立案や啓発活動、災害発生時の対応などを担うのが地域課防災担当です。災害時に使用する備蓄品の管理などについて聞きました。
『大阪市では52万人×3日分の備蓄品を分散して保管していて、ここもその一部です』
『52万人分⁉ すごい‼ 日付かいた段ボールいっぱい‼』
『…と、思われるかもしれませんが』
『大阪市の人口は280万人。これらはあくまでも家を失うなどで避難を余儀なくされた方々の分という想定です。ちなみに北区では避難所が25か所あります。』
『なるほど~各家庭での備えが大切だということですね~‼』
◇倉庫の中には様々な備蓄品が
・トイレ用品
・生理用ナプキン
・おむつ(赤ちゃん用・大人用)
・毛布
・アルミシート
・カセットガスボンベ
・カセットコンロ
・ヘルメット
・ごはん
・飲料水
・液体ミルク
・ビスケット・乾パン
災害が発生した時に職員が各避難所にかけつけるためのカバンも。(リュックにもなる‼)
油性ペンや革軍手ヘッドライト、バッテリーなどが入っている。
かけつけると言えば、警報が発表されると防災担当は夜中であろうと区役所にかけつけることになっているとのこと
◇各避難所の備蓄品も普段から点検and年に1回入れ替え
『避難所に置いておく物資を分配するのも仕事。』
『エレベーターがない時は階段で…。かなりの体力勝負‼』
防災担当の西島さん、川村さん、諏訪さん
『防災備蓄は出番がないのが一番ですが、本当に災害が起こった時に市民の皆さんの命綱となるもの。普段から管理を怠ることはできません。』
■本日の感想
今回は備蓄倉庫の管理に注目しましたが、防災担当のお仕事はそれ以外にもたくさん。台風や地震だけではなく、ゲリラ豪雨など自然災害も増えていますからね!家に帰ったら我が家の備蓄も点検しなくちゃ!
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。