くらし 減災・防災・救命の最前線へ! ~もりぐちを守るHEROES(ヒーローズ)〜(2)

■救急車を呼ぶ? 病院へ行く? 救急車の適正利用
◇本当に救急車は必要ですか?
当消防組合管内(守口・門真市)での救急車の出動件数は年々増加しています。出動要請の中には、「処方されている薬が無くなりそうだから…」、「救急車で搬送されたほうが早く診てもらえるから…」など緊急性が低いと思われる理由での要請もあり、救急要請が重なります。そのため、救急車が不足し、救急隊の現場までの到着時間が年々、延伸傾向にあります。救急車は皆さんにとっての大切な医療資源です。緊急性の高い傷病者にこの医療資源が行き渡るよう、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
なお、救急車を呼んだ方がいいか判断に迷ったときは、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口「救急安心センター事業(【電話】#7119または【電話】06・6582・7119)」がありますので、ぜひ活用してください。

◇住宅用火災警報器の設置、維持管理
令和5年から令和8年までの間、守口・門真市全域に住宅用火災警報器の設置率実態調査として市民の皆さんの自宅へ訪問し、未設置の自宅には住宅用火災警報器の重要性を、既に設置済みの自宅には維持管理について啓発活動を実施しています。実際に調査をするなかで未設置である自宅が大多数を占め、火災時の逃げ遅れの危険性が高い家庭が多いことに危機感を覚えました。住宅用火災警報器は、火災を早期に発見できる大変優れた設備です。費用面や設置の労力は必要ですが、何よりも大切な家族の命を守ることができるということを今一度考えていただき、設置と維持管理の協力をお願いします(訪問の際は、身分証を携帯しています)。

◇女性消防士になりませんか
当消防組合では、平成13年に初めて女性消防士を採用し、現在は5人在籍しています。配属は総務課と救急隊ですが、過去には、救助隊・消防隊・通信指令などの部署での勤務実績があります。女性消防士の割合を全職員の5%に引き上げる目標を掲げ、女性消防士を増やす取り組みを行っています。

・女性消防士
令和4年4月拝命
令和6年10月消防第3課
救急係に配属

消防士の仕事は体力的にも精神的にも大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。近年は女性消防士も増えてきており、女性にとって働きやすい職場になっています。仕事と子育ての両立やそのときの家庭環境に合わせ、育児休業をはじめ妊娠・出産に伴う特別休暇などさまざまな休暇を取ることができ、福利厚生も充実しています。また、上司や同僚に相談しやすいとても風通しの良い職場です。ぜひ、私たちと一緒に働いていただける人をお待ちしております。

・女性の皆さん一緒に働きませんか

◇レンダイオン(守口市門真市消防組合イメージキャラクター)
百獣の王「ライオン」をモチーフに、守口市の名物「守口大根」と、門真市の名物「門真蓮根」を掛け合わせ、絶対的な力で「守る」ことをイメージし、ダイコン(守口市)とレンコン(門真市)を温かく、力強く、そして優しく包み込む、職員の発案で生まれたイメージキャラクターです。「火災ゼロのまち」を目指して、広報活動を行っています。

・毎年、当消防組合でオリジナルの防火ポスターを作成してるよ!チェックしてね

■Live(ライブ)119(R)とは
スマートフォンからの119番通報の際に、通報者のスマートフォンから災害の状況を音声に加えて動画でも通報できる映像伝送システムです。消防側が必要であると判断した場合、通報者にショートメッセージを送信し、災害現場の撮影や、消防から送信する映像を参考に心肺蘇生などをお願いすることがあります。
※通信料は通報者の負担となります。

■NET(ネット)119
聴覚や発話に障がいのある人の緊急通報システムです。スマートフォンや携帯電話を利用して、自宅だけではなく外出先からも119番通報することができます。また、自分の位置情報を消防に伝えることができます。
※通信料は別途必要となります。

問合せ:司令課
【電話】06-6906-1122

▽各SNSのフォロー待ってます。
・ホームページ(1月からホームページがリニューアルしました)
・Instagram
・X
・Facebook
※二次元コードは本紙参照

問合せ:守口市門真市消防組合
【電話】06-6906-1123